維新藤田共同代表 議員定数削減で野党協力要請 新橋街頭演説で改革加速アピール

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維新藤田共同代表 議員定数削減で野党協力要請 新橋街頭演説で改革加速アピール

特に衆院議員定数の1割削減について、12月17日の会期内成立に向けた強い決意を表明し、野党各党への協力を呼びかけました。 連立合意書に明記された衆院議員定数の1割削減について、藤田氏は法案の性質を分かりやすく説明しました。 藤田氏は演説で、議員定数削減が新しい政策ではないことを強調し、野党に協力を求めました。

維新・藤田共同代表 議員定数削減で野党に協力要請 新橋で改革アピール


日本維新の会の藤田文武共同代表は2025年11月27日夜、東京のJR新橋駅前SL広場で街頭演説を行い、自民党と組んだ連立政権で改革の加速役を担うと力強く訴えました。特に衆院議員定数の1割削減について、12月17日の会期内成立に向けた強い決意を表明し、野党各党への協力を呼びかけました。

藤田氏は街頭で、「われわれは改革のエンジンだ。ちょっとブレーキが利かないくらい、がんがんアクセルを踏んで、改革を前に進めることこそが今からの日本に必要だ」と語り、維新の改革姿勢を強調しました。議員定数削減については「今国会で一番の戦いだ」と位置づけ、法案の早期成立に強い意欲を示しています。

連立合意書に明記された衆院議員定数の1割削減について、藤田氏は法案の性質を分かりやすく説明しました。「法律はすごくシンプルだ。国民生活にそんなに影響しない。やると決めて提出して可決したら終わりだ」と述べ、複雑な制度改正ではないことを強調しました。

野党への協力要請と過去の経緯


藤田氏は演説で、議員定数削減が新しい政策ではないことを強調し、野党に協力を求めました。特に過去の民主党政権時代の約束を取り上げ、現在の野党幹部が当時の法案提出者だったことを指摘しています。

2012年11月の党首討論で、旧民主党の野田佳彦首相(当時)が自民党の安倍晋三総裁(同)に対し、旧民主党案で45削減を迫り、衆院解散と引き換えに約束した経緯があります。さらに、下野後の旧民主党は2013年の通常国会で衆院定数を80削減する公職選挙法改正案を国会に提出していました。

藤田氏は記者団に対し、「提出者は野田さん、当時若手エースの玉木雄一郎さん(国民民主党代表)、立憲民主党の安住淳幹事長。現在の立民、国民民主の大幹部がみんな名前を連ねていた」と指摘しました。そして「そこから10数年たっても定数は全然減らなかった。政治は有言実行だ。国民に対する約束を果たそうというのが私たちのシンプルな訴えだ」と述べています。

「維新は本当に改革するのか、口だけじゃないかチェックしたい」
「野田さんも玉木さんも昔は賛成してたのに、今さら反対はおかしい」
「議員が身を切るのは当然、無駄な税金使いすぎでしょ」
「定数削減より政治資金問題を先にやってほしい」
「最近まで企業献金禁止!と言ってたのに更新転換した政党が何言ってるの?」

現在の各党の立場と政治的駆け引き


現在の政治情勢では、各党の立場に微妙な変化が見られます。国民民主党の玉木雄一郎代表は定数削減について「法案出れば賛成」と表明しており、過去の自身の立場と一致した姿勢を示しています。

一方、立憲民主党の野田佳彦代表は「議員定数削減、私はだまされた。維新は自民と約束しても信用しちゃいけない」と述べ、過去の経験を踏まえて慎重な姿勢を見せています。また、安住淳幹事長は「国会議員定数削減は連立や数合わせの道具に使うテーマではない」と批判的なコメントを出しています。

藤田氏は記者団の取材で、「野田氏も玉木氏も法案提出の当事者で、前向きな発言を各所でしていた。ただ各論になるとなかなか賛同できないという永田町でよくある光景が広がっている」と牽制しました。その上で「この10数年、自分たちの身分に関わることにはなかなか手を付けてこなかった政治を終わらせる」と強調しています。

今後の見通しと課題


自民党と維新による連立政権は、12月17日の会期末までに衆院議員定数の1割削減法案の成立を目指しているものの、実現への道筋は平坦ではありません。維新の吉村洋文代表は「具体的な法案をまずは自民と維新でつくり上げることが重要だ」「数も組み込んだ法案をまとめて提出することは絶対だ」と強調しており、プログラム法案では不十分との考えを示しています。

自民党内には慎重論も根強く、高市早苗首相は少数与党を理由に「大変困難」と認めるなど自民内には慎重論が根強い状況です。実際に、自維両党は選挙制度の改革案も踏まえ、詳細を決めると一致し、削減の決着は越年する見通しとなっています。

今回の維新の取り組みは、単なる政策実現を超えて、過去の政治的約束の履行という意味合いも持っています。特に過去に定数削減を訴えていた政治家たちの現在の対応が注目される中、藤田氏の街頭演説は政治家の言葉の重さと責任を問いかけるメッセージとして受け止められそうです。12月17日の会期末に向けて、各党の駆け引きが激化することは確実です。

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2025-11-28 13:11:58(藤田)

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