国民民主・平岩議員、不倫問題で無期限の党員資格停止処分　「倫理違反」として判断

2025年4月23日、国民民主党は両院議員総会を開催し、平岩征樹衆議院議員に対し、無期限の党員資格停止処分を決定した。この処分は、党の「倫理の順守」に違反する行為があったと判断されたためである。平岩氏は、自身のホームページで、既婚者であることを秘して女性と交際していたことを公表し、謝罪していた。

不倫問題の発覚と処分の決定

平岩氏は、自身のホームページで「4年ほど前に、私が既婚者の身でありながらそのことを秘して交際していた方がいた。相手の方には本名を述べていなかった」として、不倫関係にあったことを公表し、「浅はかな行為により、ご迷惑をおかけすることになります」と謝罪していた。この公表を受け、国民民主党は倫理委員会を開き、党の「倫理の順守」に違反する行為があったとして、無期限の党員資格停止処分を決定した。

党内の反応と今後の対応

国民民主党の玉木雄一郎代表は、記者会見で「党としての信頼回復に努める」と述べ、再発防止策の検討を進める意向を示した。また、党内では、倫理規定の見直しや、議員の行動規範の強化が議論されている。

政治家の倫理と有権者の信頼

今回の問題は、政治家の私生活が公的な信頼に直結することを改めて浮き彫りにした。有権者からは「政治家は公私ともに誠実であるべき」との声が上がっており、政治家の倫理観が問われている。


- 平岩征樹衆議院議員が不倫関係を公表し、謝罪。
- 国民民主党は無期限の党員資格停止処分を決定。
- 党内では倫理規定の見直しや行動規範の強化を検討。
- 政治家の私生活と公的信頼の関係が改めて問われる。