2025-07-08 コメント投稿する ▼
「命のために闘う政治を」清水ただし候補が大阪から訴える 医療崩壊を止める選択を
命を守るのか、切り捨てるのか 清水ただし候補が大阪で訴える「医療崩壊を止めよう」
「大阪の医療はもう限界」 清水候補が現場からの怒りを代弁
「自民・公明・維新・国民民主の連合と真正面から闘います」
大阪選挙区から立候補している日本共産党・清水ただし候補は、8日に八尾市と大阪市平野区で開かれた街頭演説で、命と医療を守る決意を力強く表明した。
清水候補は、「自民党を助け、外国人を差別し、社会保障削減を競い合い、大阪にカジノを持ち込もうとする勢力には、絶対に負けるわけにはいかない」と強く語りかけた。
「いま、大阪の医療は限界です。病床を削るどころか、もっと支える政策が必要なんです」と声を張ったその姿には、現場の切実な声を代弁する強さがにじんでいた。
選挙戦は終盤を迎え、「当落線上にいる」と自ら情勢を明かす清水氏。それだけに一票の重みを強く訴える姿は、通りすがる市民の足を止めさせた。
「この人だけは信じられる」
「派手じゃないけど、ちゃんと現場のこと分かってる」
「大阪の病院、本当に足りてないのに…まだ減らすの?」
「カジノより医療でしょ」
「清水さん、必ず押し上げたい」
ベッド11万床削減に「思い出せ、コロナの現実」
清水候補は、今の政府・与党が進める医療費4兆円削減、11万床の病床削減計画について、「あのコロナ禍で大阪が全国最多の死者数を出したのを、忘れたのか」と厳しく批判。
「命の大切さに向き合えなかった政治が、また同じ過ちを繰り返そうとしている」と警鐘を鳴らし、「今止めなければ、取り返しがつかない」と強く訴えた。
清水氏が挙げたのは、「病院でたらい回しにされた」「自宅で亡くなった高齢者」など、コロナ禍で起きた実例だ。その一つひとつが「数字」ではなく、「人間の命」であることを、演説を通じて市民に思い起こさせる構成となっていた。
「大阪の国保料全国一」 維新の偽りの改革を突く
演説会では、小池晃書記局長も応援に駆けつけ、「維新が“社会保険料を下げる”と訴えているが、まず大阪の全国一高い国保料を何とかするべきだ」と指摘すると、「そうだ!」の声が飛び、会場は大きく沸いた。
清水氏自身も「維新のいう“改革”は、切る改革。福祉も教育も医療も削って、何が残るというのか」と批判。「自民と手を組んで福祉を削り、大企業にはやさしく、市民には冷たい。そんな政治を続けさせてはならない」と、敵陣を名指しで攻め立てた。
その一方で、「市民が納めた税金は、市民の命と暮らしのために使われるべき」と語り、財源としては防衛費43兆円の見直しに言及。「カジノより保健所。軍拡より介護」と、わかりやすく説得力ある言葉で支持を呼びかけた。
「清水か、4党連合か」 大阪選挙区の対決構図明確に
清水氏は最後に、「この選挙は、自民・公明・維新・国民民主の4党連合か、命と医療を守る私・清水ただしか、どちらを選ぶかが問われている」と対決構図を明確にした。
比例候補として同席した小池晃氏は、「清水さんこそが大阪の希望。自民も維新も止められる候補は、清水ただしだけです」と熱を込めた。
さらに、山下よしき比例候補からはビデオメッセージが紹介され、「参院でも自民・公明を少数に追い込むために、日本共産党の前進が必要です」と訴えた。
激戦区となった大阪で、「命と暮らしを守る候補」として存在感を放つ清水ただし候補。医療の現場から、福祉の最前線から、国会を動かそうとする挑戦が続いている。