2025-11-25 コメント投稿する ▼
小野田紀美大臣がドレス批判に激怒「営業妨害」と東京ソワールを擁護
小野田氏はドレスを製造した東京ソワールというブランドを巻き込むような批判に対し、「営業妨害だ」と厳しく批判しました。 東京ソワールは1969年設立のフォーマルウェア老舗メーカーで、宮中のドレスコードに対応できる正礼装を製造している数少ない日本ブランドの一つです。 小野田氏は、宮中のドレスコードに合う服は本当に希少で、過去の組閣写真を見れば他の閣僚も同ブランドの同色ドレスを選んでいることが多いと説明しました。
高身長ゆえのドレス選びの苦労
小野田氏は身長170センチメートルと高身長で、ヒールを履くと180センチメートル近くになることから、宮中ドレスコードに対応した正礼装選びに苦労していることを明かしています。大臣任命式で着用した銀色ドレスは、片山さつき財務大臣が2018年の初入閣時に着用したものと同じ東京ソワール製であることが判明し、話題となっていました。
小野田氏は自身のXで、ドレスコード対応のロングドレスは選択肢が非常に限られており、レンタルでも適切なサイズが見つからないと説明しました。そのため、過去に購入したこのドレスを今回も着用したとしています。
「正礼装って本当に種類少ないよね、仕方ないよ」
「高身長の人のドレス選びって大変そう」
「同じブランドなら当然似るよね」
「小野田さんの説明でよくわかった」
「ドレスに罪はないのに変な批判する人いるんだね」
東京ソワールは宮中ドレスコードの数少ない対応ブランド
東京ソワールは1969年設立のフォーマルウェア老舗メーカーで、宮中のドレスコードに対応できる正礼装を製造している数少ない日本ブランドの一つです。同社は結婚式のマザードレスから正礼装まで幅広いフォーマルウェアを手がけており、政治家や皇室関係者も多く利用しています。
小野田氏は、宮中のドレスコードに合う服は本当に希少で、過去の組閣写真を見れば他の閣僚も同ブランドの同色ドレスを選んでいることが多いと説明しました。店舗スタッフが小野田氏の身長に合わせて「少しでも長い丈で合うもの」を選んでくれたといいます。
ブランドを巻き込んだ批判に強い怒り
小野田氏が最も怒りを示したのは、自身への誹謗中傷が東京ソワールというブランドにまで及んだことでした。特定の一般ユーザーが銀色ドレス姿の小野田氏の写真を用いて批判的なコメントを投稿したことについて、「小野田憎しで日本のブランドのスタンダードなフォーマルウェアをディスるのは失礼」と強く反発しました。
小野田氏は「これまでこのドレスを着てきた方にも失礼ですし、これから着る人にも失礼です。営業妨害ですよ」と厳しく批判し、「最後にもう一度はっきりさせときましょう。ドレスは全く悪くないので、小野田へのヘイトにドレスを巻き込むな」と結論づけました。
政治家として多様な誹謗中傷に直面
小野田氏は今回のドレス問題以外にも、父親がアメリカ人であることを理由とした差別的な投稿にも岡山弁で応戦するなど、様々な誹謗中傷に直面しています。11月23日には「混血の雑種」などと書かれた投稿に対し「じゃけなんなん?じゃけどしたん?」と岡山弁で切り返し、冷静に反論する姿勢を見せました。
また、地元関係者に対する週刊誌の取材についても「怖い、気持ち悪い」との相談が多数寄せられているとして、メディアの取材姿勢を批判しています。
小野田氏は1982年12月7日生まれの42歳で、アメリカ・イリノイ州シカゴで生まれ、岡山県で育ちました。拓殖大学卒業後はゲーム会社などを経て、2016年に参議院議員に初当選し、現在2期目です。過去にはモデル経験があり、ミス・インターナショナルやミス・ワールドのファイナリストでもありました。
高市早苗内閣では経済安全保障担当大臣として初入閣を果たし、外国人との秩序ある共生社会推進担当や内閣府特命担当大臣も兼務しています。政治家としてはネットメディアにも精通しており、SNSでの積極的な情報発信でも知られています。
今回の一件は、政治家への批判が関係のない企業やブランドにまで波及することの問題性を浮き彫りにしました。小野田氏の強い反発は、公人への批判と民間企業への影響を明確に分けるべきだという重要な指摘といえるでしょう。