2026-01-23 コメント投稿する ▼
左藤章氏が衆院大阪2区で出馬見送り、中道改革連合と政策不一致「選択的夫婦別姓が信条合わず」
新党中道改革連合(中道)から衆議院大阪2区での出馬に意欲を見せ、自由民主党(自民党)大阪府連に離党届を提出した元職の左藤章氏が、出馬を断念することが2026年1月23日、産経新聞の取材で分かりました。中道が掲げる選択的夫婦別姓などの政策面で折り合いが付かなかったとしています。
自民は維新除名の守島氏を推薦
自民党は大阪2区で、日本維新の会(維新)を除名された前職の守島正氏を推薦することを決定しました。左藤氏は中道からの要請を受けて、出馬に向けた調整を進めていました。
産経新聞の取材に対し、左藤氏は選択的夫婦別姓について、自分の信条と新党のマニフェストが合わなかったとし、時間がなくお互い詰めるべきところを詰め切れなかった。今回の選挙は見送ると語りました。
左藤氏の経歴と選挙区の歴史
左藤氏は当選5回で、防衛副大臣や党幹事長代理を歴任しました。過去2回の衆議院選挙は守島氏が勝利し、左藤氏は比例復活できませんでした。
大阪2区は古くから左藤家の地盤となってきました。民選第4代から第6代大阪府知事である左藤義詮氏の子で、法務大臣を歴任した左藤恵氏が長く安定した地盤を築き、娘婿の左藤章氏に継承されました。
しかし、2005年の第44回衆議院議員総選挙で左藤章氏は郵政民営化に反対票を投じて自民党を離党し、無所属で出馬しましたが落選しています。2012年の第46回衆議院議員総選挙では自民党の公認を得て7年ぶりに返り咲きました。
2021年の第49回衆議院議員総選挙では維新の新人守島氏が次点となった左藤氏に大差をつけて初当選を果たしました。維新としては、前身政党を含めてこれまで獲得できなかった大阪2区で初めて議席を獲得しました。
守島氏の経緯
守島氏は2025年9月8日に維新に離党届を提出し、9月17日に維新から除名処分を受けました。離党の理由として、8月の国会議員団人事で馬場伸幸前代表氏に近い藤田文武共同代表氏や遠藤敬国対委員長氏が執行部に復帰したことで改革姿勢が失われたと主張しました。
その後、守島氏は斉木武志氏を代表とする衆議院会派改革の会を結成し、10月21日の首班指名選挙では自民党の高市早苗総裁氏に投票しました。11月28日には衆議院会派自由民主党・無所属の会に入会しています。
2026年1月22日、自民党は2026年2月8日投開票の第51回衆議院議員総選挙において、大阪2区で守島氏を推薦することを発表しました。