2025-05-09 コメント投稿する ▼
石破首相「ヤミ献金」疑惑で政倫審出席要求、自民は慎重姿勢|商品券配布問題も浮上
石破首相、政治資金疑惑で政倫審出席要求 自民党内に慎重論
立憲民主党の笠浩史国対委員長は5月9日、自民党の坂本哲志国対委員長と国会内で会談し、石破茂首相側が3000万円超の献金を政治資金収支報告書に記載していなかったとする週刊文春の報道を受け、首相が衆院政治倫理審査会で弁明するよう要求した。坂本氏は「首相は(疑惑を)明確に否定している」として慎重姿勢を示した。首相が自民衆院議員に商品券10万円を配布した問題への対応を含め、引き続き協議する。
週刊文春報道が波紋 「ヤミ献金」疑惑の詳細
週刊文春の報道によれば、石破首相の関連政治団体が2023年に複数の企業から受け取った総額3000万円超の献金が、政治資金収支報告書に記載されていなかったという。報道では、これらの献金が「ヤミ献金」として扱われ、政治資金規正法に抵触する可能性が指摘されている。これに対し、石破首相は「報道は事実無根であり、法令に則って適切に処理している」と疑惑を全面的に否定している。
自民党内の対応と政倫審出席への慎重姿勢
立憲民主党は、首相自らが衆院政治倫理審査会に出席し、疑惑について説明責任を果たすべきだと主張している。一方、自民党の坂本国対委員長は、首相が疑惑を明確に否定していることを理由に、政倫審出席には慎重な姿勢を示している。自民党内では、政倫審出席が前例となり、他の議員にも波及することを懸念する声が上がっている。
商品券配布問題も浮上 首相の説明責任問われる
さらに、石破首相が自民党所属の衆院議員に対し、10万円分の商品券を配布していたことが明らかになり、公職選挙法や政治資金規正法に抵触する可能性が指摘されている。首相側は「党活動の一環であり、違法性はない」と説明しているが、野党側は「有権者への利益供与にあたる」として、首相の説明責任を強く求めている。
ネット上の反応
「石破さん、クリーンなイメージだったのにショック…」
「また自民党か。政治とカネの問題はいつまで続くのか」
「商品券配布って、選挙対策じゃないの?」
「政倫審に出て説明すればいいのに。逃げてるように見える」
「野党も追及ばかりじゃなく、政策で勝負してほしい」
* 週刊文春が石破首相側の3000万円超の未記載献金を報道
* 立憲民主党が首相の政倫審出席を要求
* 自民党は首相の否定を理由に慎重姿勢
* 商品券配布問題も浮上し、首相の説明責任が問われる
* ネット上では首相への失望や自民党への批判の声が多数
石破首相を巡る政治資金疑惑と商品券配布問題は、政権運営に大きな影響を与える可能性がある。今後の国会での議論や首相の対応が注目される。