2025-05-07 コメント投稿する ▼
立民、旧安倍派幹部の参考人招致を調整 政治資金問題で自民党の説明責任を追及
立憲民主党、旧安倍派幹部の参考人招致を調整
立憲民主党の笠浩史国会対策委員長は、自民党派閥の政治資金問題に関し、旧安倍派幹部の参考人招致を求める方向で調整を進めている。5月12日に衆議院予算委員会を開催し、下村博文元政務調査会長らの招致議決を目指す考えを示した。
笠氏は党の会合で、「政治とカネの問題は、どこかで決着をつけなければならない」と述べ、旧安倍派幹部と会計責任者の発言に食い違いがあることから、予算委員会での参考人招致を求めるとした。
世耕弘成氏、参院予算委で参考人招致
自民党の裏金問題を巡り、旧安倍派幹部である世耕弘成前参院幹事長(現衆院議員)が、4月21日に参院予算委員会で参考人招致に応じた。世耕氏は、2022年8月の幹部会合で還流再開が決まったとする会計責任者の証言に対し、「現金による還付はあり得ないというのが合意だった」と述べ、関与を否定した 。
世耕氏は、招致に応じた理由について「説明責任を果たすということだ」と述べた 。
政治資金問題の背景と影響
自民党の政治資金問題は、派閥が政治資金パーティー収入を裏金化し、所属議員に還流していたことが発覚したものである。旧安倍派(清和政策研究会)を含む複数の派閥が関与し、2024年1月には安倍派、岸田派、二階派などが解散を決定した 。
この問題により、安倍派出身の内閣大臣が辞任し、自民党内での派閥解消の動きが加速した。2024年2月には、自民党が回収した未記載の政治資金は約5.8億円に上ると発表された。
ネットユーザーの反応
「政治とカネの問題、いつまで続くのか。国民はもううんざりだ。」
「参考人招致で真相が明らかになることを期待する。」
「自民党の派閥解消は、問題の根本的な解決にはならない。」
「世耕氏の証言、信じられない。もっと調査が必要だ。」
「立憲民主党の動き、評価する。与党の責任を追及してほしい。」
* 立憲民主党の笠国会対策委員長は、旧安倍派幹部の参考人招致を求める方向で調整中。
* 自民党の裏金問題で、世耕弘成氏が参院予算委員会で参考人招致に応じ、関与を否定。
* 政治資金問題により、自民党内で派閥解消の動きが進み、約5.8億円の未記載資金が回収された。
* ネット上では、政治とカネの問題に対する批判や、参考人招致への期待の声が上がっている。