2025-04-24 コメント投稿する ▼
年金改革法案、自民が提出遅れを陳謝 立憲は福岡厚労相の不信任案も視野に
年金改革法案提出遅れ、自民党が陳謝
年金制度改革関連法案の国会提出が遅れている問題で、自民党の坂本哲志国会対策委員長と立憲民主党の笠浩史国会対策委員長が24日、国会内で会談した。坂本氏は、法案の月内提出が困難であることを伝え、陳謝した。一方、笠氏は、提出時期が明確にならない場合、福岡資麿厚生労働大臣に対する不信任決議案の提出を検討する考えを示した。
立憲民主党、不信任決議案の提出を示唆
立憲民主党の笠氏は、法案の提出が遅れることに対し、「政府の責任は重大だ」と指摘。また、「遅くとも5月13日までに提出しなければ、今国会での成立は難しくなる」と述べ、提出時期が明確にならない場合、福岡厚労相に対する不信任決議案の提出を検討すると伝えた。笠氏は、「党と政府のガバナンスが問われている」と強調した。
厚労相、法案提出に向けた環境整備に尽力
福岡厚労相は24日、自民党の森山幹事長や坂本国対委員長と会談し、法案の調整状況を説明した。会談後、福岡氏は記者団に対し、「国会に提出する方向性は一致しているが、提出に向けてどう進めていくか意見交換した。自民党にも理解してもらい、早く提出できるように環境整備に努めていく」と述べた。
- 年金制度改革関連法案の提出が遅れており、自民党が陳謝。
- 立憲民主党は、提出時期が明確にならない場合、福岡厚労相に対する不信任決議案の提出を検討。
- 福岡厚労相は、法案提出に向けた環境整備に努める考えを示した。
年金制度改革は、少子高齢化が進む中で持続可能な制度を構築するために不可欠である。与野党間での協議を通じて、国民の安心につながる制度改革が早期に実現されることが期待される。