新垣よしとよ県議「外国人政策は不透明」　郷に入れば郷に従う姿勢を求める

新垣よしとよ県議「外国人政策は不透明」

沖縄県議会議員で自民党(自由民主党)所属の新垣よしとよ氏は、自身のSNSを通じて日本政府の外国人政策に対する不安を表明した。新垣氏は「最近の報道や多くの方の投稿を見ても、日本政府の外国人政策の方針は依然として不透明」と指摘し、現状に強い懸念を示した。

さらに「日本の良さは外国人や海外で暮らす日本出身者の方がより鮮明に理解しているのかもしれない」と述べ、日本の魅力を外部の視点から再認識する必要性を訴えた。その上で「性善説だけでは通用しない国際社会で、なぜ日本は学びを積み重ねてこなかったのか」と政府の姿勢を疑問視した。

「日本の文化や法を尊重しない人を安易に受け入れるべきではない」
「郷に入れば郷に従うという考え方を徹底するべき」
「労働力不足だからと外国人頼みでは国を壊す」
「まずは国内の人材育成や減税で経済を立て直してほしい」
「性善説だけではなく、現実的な安全保障視点が必要だ」

「郷に入れば郷に従う」姿勢を強調

新垣氏は特に「人手が足りないから受け入れる」といった安易な発想を批判。外国人労働者や移民を受け入れる際には、日本の歴史・文化・風土を理解し尊重する姿勢が不可欠だと強調した。「郷に入れば郷に従う」という言葉を用い、日本社会に適応できる人材こそが望まれるとの見解を示した。

日本独自の制度設計を求める

新垣氏はまた「外国の制度や事例をそのまま移植するのではなく、日本にふさわしい形に咀嚼して取り入れるべき」と述べた。国際比較に偏重し、安易に外国の仕組みを導入する政府の姿勢に警鐘を鳴らし、日本独自の文化・国民性を踏まえた制度設計の重要性を訴えた。

移民政策と国民の不安

近年、日本政府は労働力不足を背景に外国人材受け入れを拡大している。しかし国民の間では「治安悪化への懸念」「文化摩擦への不安」といった声が根強い。特に地方自治体では、生活インフラや教育現場での負担増も課題となっている。こうした中で、新垣氏の発言は「国民の声を代弁している」と共感を集めている。

外国人政策に透明性と日本らしさを

外国人政策は経済や社会構造の将来を左右する重大なテーマである。安易な受け入れ拡大ではなく、日本社会の秩序と安全を守りつつ共生の形を模索することが必要だ。新垣氏が訴える「日本にふさわしい形」の制度づくりは、今後の移民・外国人労働政策を議論する上で避けて通れない課題といえる。