自民党、北海道3区での公明党候補擁立を撤回 地元反発受け再調整へ

2025-05-15 コメント投稿する

自民党、北海道3区での公明党候補擁立を撤回 地元反発受け再調整へ

自民党、北海道3区での公明候補擁立を撤回


自民党は次期衆議院選挙で北海道3区(札幌市豊平区、清田区、白石区の一部)に公明党候補を擁立する計画を白紙に戻すことを決定した。これは、地元自民党関係者から強い反発が寄せられたためで、党本部は新たな協力区の選定に向けた調整を進めている。

地元の反発と高木宏寿氏の抗議


この決定には背景がある。北海道3区では、前回の衆議院選挙で落選した自民党の高木宏寿氏が地元の支持基盤を守ろうと動き、地元支部と連携して公明党候補の擁立に強く反対していた。高木氏は「地元の意向を無視して候補を決めるのは認められない」と強調し、道議や市議と共に抗議文を党本部と北海道連に提出した。

自公連立の選挙協力と今後の調整


もともと自民党と公明党は、北海道内で1つの選挙区に公明党候補を立てることで合意していた。最初は北海道10区が候補地とされていたが、同区で落選した公明党の元議員が出馬を見送ったことで、代わりに北海道3区での擁立が検討されていた。

しかし、地元の自民党関係者から「地元の意向を無視することは支持できない」との強い反発を受け、党本部は計画を撤回。現在、両党は新たな協力区の選定を進めている。

今後の展望と課題


この問題は、自民党と公明党の連立における選挙協力の難しさを浮き彫りにした。地元の支持を重視するか、全国的な連立のバランスを優先するか、両立は容易ではない。また、党本部と地元支部の信頼関係が揺らいだことも課題として残る。

今後、自民・公明両党は新たな協力区をどこにするか、さらに地元の意向をどう尊重しながら選挙戦略を構築するかが焦点となる。

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2025-05-16 11:04:16(藤田)

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