鎌倉市 市長 松尾崇の活動・発言など
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活動報告・発言
公約がついているタイトルは公約に関連する活動です。
公約広がる観光公害 住宅地に観光客殺到 衆院選の争点に
訪日外国人旅行客の急増により、各地でオーバーツーリズム問題が深刻化しています。2026年2月8日投開票の衆院選では、インバウンド政策が焦点の一つとなっており、与野党がそれぞれ対策を打ち出しています。住民の生活環境を守りつつ観光振興を進める施策が求められています。 鎌倉高校前駅踏切に観光客殺到 2026年1月の平日昼、江ノ島電鉄鎌倉高校前駅(神奈川県鎌倉市)では、車両が到着する度に数十人の観光客らが足早に踏切へ向かいます。警報音が鳴り始めると観光客らは次々とスマートフォンを向けました。中国・上海から訪れた男性(30)は「『日本旅行』で調べると必ずここが出てくる。知らない中国人はいないと思う」と話します。 踏切が注目され始めたのは2017年ごろです。人気アニメ「スラムダンク」に登場する聖地として人気に火が付きました。現在は1日2000人から3000人が訪れます。それに伴い、ゴミ捨てや無許可で客を運ぶ違法な白タクの横行など問題が噴出しました。 鎌倉市は2025年9月、公園の植え込みを刈って撮影スペースを確保し、警備員も増やしました。ようやく観光客が道路にはみ出すことはなくなりましたが、客が増えれば再びあふれます。地元自治会の菅原能孝会長(59)は「ここは観光地ではなく住宅地なんです。インバウンド(政策)はもう十分ではないか」と訴えます。 鎌倉市は2025年12月から国(観光庁、関東運輸局)や民間企業と協力し、鎌倉高校前駅周辺においてAI(人工知能)を搭載したカメラサービスを活用した社会実験を実施しています。これにより、現状の把握や今後の警備体制の検討等を行うなど、対策を強化しています。 >「観光地じゃなくて住宅地なのに」 >「生活道路が埋まって困る」 >「朝から晩まで観光客の声が聞こえる」 >「ゴミの問題が深刻化している」 >「地元民が気を使って生活している状態」 白馬村で罰則付き条例を可決 長野県白馬村では落書きや深夜の花火が横行し、2025年12月18日、それらを禁じる条例案を可決しました。白馬村は2015年に「美しい村と快適な生活環境を守る条例(通称マナー条例)」を制定していましたが、罰則規定はありませんでした。 改正したマナー条例では、禁止行為として、承諾を得ずにおこなう落書き、ステッカー貼り、深夜の花火、深夜の騒音、路上スキー、歩行中の飲酒、路上喫煙、無断駐車、冬季における迷惑運転等を挙げ、違反行為をした者には5万円以下の罰金を科します。施行は2026年7月1日からです。 白馬村の丸山俊郎村長は「観光客の著しい増加により、地域住民や自然環境に負の影響が生じる課題に立ち向かうこと。モラル向上とマナー順守に努めていただくことこそがこの条例に託した思い」と語りました。 村によると、村内に宿泊した観光客は2024年1年間で271万人余りです。前年から32万人増えました。観光客の増加につれて騒音などの迷惑行為も増え、村役場には住民からの苦情も多く寄せられています。 白川村は駐車料金を大幅値上げ 世界文化遺産の白川郷が世界文化遺産に登録されている岐阜県白川村では、年間の観光客数の過半数が外国人となって対応しきれなくなり、2025年10月1日から大型車の駐車料金を3000円から1万円に引き上げる措置を取りました。普通車と軽乗用車は1000円から2000円に、バイクは200円から500円になりました。 村によると、2024年の観光入り込み客数は約208万人で、新型コロナウイルス流行前の2019年の215万人に次いで過去2番目に多い数字です。村営駐車場への乗用車の入り込み台数は2024年が2019年比20パーセント増の約23万台で、過去最高でした。 冬季の豪雪地域での観光客受け入れ環境整備や観光客数の増加で駐車場の維持管理経費が増大したことも踏まえ、値上げに踏み切りました。除雪作業や駐車場の大規模修繕などに充てられます。村は、混雑時の集中回避のため、繁忙期や年末年始などの割増料金の導入も検討しています。 衆院選で与野党が対策を提示 衆院選でも与野党がオーバーツーリズム施策を打ち出しています。自民党や日本維新の会、中道改革連合は観光客を平準化するため地方への誘客促進を打ち出します。参政党は受け入れ人数の制限を主張しています。国民民主党は受益者負担を明確にするため、出国税の入国時課税への変更を提案しています。 鎌倉市観光協会の大津定博専務理事(63)は「生活の一部が外国人には一級の観光資源になり得る。いかに地元の生活を守るか。国政レベルで考えてほしい」と話しました。 訪日客は4000万人を突破 日本旅行業協会(JATA)によると、2025年の訪日客は初めて4000万人を突破しました。早ければ2028年にも6000万人に達する見通しです。首都圏では恩恵と同時に渋滞や混雑などの混乱も予想されます。観光公害とされるオーバーツーリズムにどう向き合うか、2026年も各地が試行錯誤を迫られます。 オーバーツーリズムは全国各地で問題となっています。鎌倉市では、オーバーツーリズムとは「特定の観光地・観光スポットにおいて、観光客の著しい増加等が、地域住民の生活や事前環境、景観等に対して受忍限度を超える負の影響をもたらしたり、観光客の満足度を著しく低下させるような状況」と定義されています。 鎌倉市ではいくつかの地点でこれらの状態が確認できることから、鎌倉市ではオーバーツーリズムが発生していると考えています。具体的には、鎌倉駅東口周辺エリア、江ノ電長谷駅周辺、江ノ電鎌倉高校前駅踏切周辺などです。 地域住民の生活環境を守りつつ、観光振興を進めるバランスの取り方が、国政レベルで問われています。
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松尾崇
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