2025-04-08 コメント投稿する ▼
公約非課税世帯の新高校生661人に5万円給付 沖縄こども未来プロジェクト、総額3305万円を支援
前年の給付額は1人あたり4万円だったが、物価高など家計の厳しさを受けて、今年は1万円増額された。制服や通学かばん、学用品の購入など、入学準備にかかる費用の負担軽減がねらいだ。
制服が買えない…現場から届いた声
「子どもに新しい制服を買ってあげられないかもしれない」——そんな保護者の声が、支援の現場では少なくない。特に非課税世帯では、入学準備にかかる出費が家計を直撃する。
沖縄県では、子どもの貧困率が全国平均の2倍近い水準とされ、いまも約4人に1人が貧困状態にあるという。未来プロジェクトでは、そうした家庭の子どもたちが夢をあきらめることなく、新たな学びをスタートできるよう、毎年給付金を届けている。
どうすれば受け取れるの?
給付の対象となるのは、住民税の「所得割・均等割」がともに非課税である世帯の生徒。生活保護を受けている世帯は除かれるが、申請すれば誰でも審査を受けることができる。
申請はオンラインまたは郵送で受け付けられ、書類がそろい次第、審査後に給付が決定。給付対象となった家庭には、通知のうえで給付金が振り込まれた。
継続する支援の輪
沖縄こども未来プロジェクトは、2016年の発足から今日まで、企業や個人の善意によって支えられてきた。これまでに約7,600人以上の子どもや家庭、団体へ支援の手を差し伸べてきた実績がある。
今年も、子どもたちの将来を信じる人々の思いが形となり、多くの生徒たちの門出を支えた。今後も、より多くの子どもたちが安心して学び、夢を描けるよう、支援の輪を広げていく考えだ。
寄付は「未来への投資」
未来プロジェクトでは現在も、継続的に寄付を募っている。集まった寄付金は、入学応援給付金のほか、子ども食堂や学習支援など、子どもたちの生活と成長を支える幅広い取り組みに活用されている。
「どんな環境に育っても、子どもたちが夢を諦めなくて済む社会にしたい」——そんな思いに共感する人たちの参加が、今後の支援をさらに力強いものにしていく。
詳しい情報や寄付の方法は、沖縄こども未来プロジェクトの公式サイトで確認できる。
- 非課税世帯の新高校生661人に、1人あたり5万円(前年は4万円)の入学応援金を給付
- 給付総額は3,305万円、制服や学用品など入学準備費の負担軽減が目的
- 対象は住民税非課税世帯(生活保護世帯は対象外)
- 給付金は審査後に口座振込で支給
- 2016年開始のプロジェクトで、累計7,600人以上に支援実績
- 寄付は随時受付中。詳細は公式サイトにて
この投稿は玉城デニーの公約「子どもの未来基金の充実」に対する評価として投稿された情報です。この公約は73点の得点で、公約偏差値84.9、達成率は100%と評価されています。