2025-02-19 コメント投稿する ▼
沖縄米軍施設に爆破予告、金銭要求 県警が捜査中
沖縄の米軍施設に爆破予告 金銭要求も
沖縄県内の米軍関連施設を爆破し、多くの米国人を殺害すると予告するメールが、県庁や那覇市役所に届いていたことが19日に分かった。メールには爆破の実行日や具体的な施設名が書かれており、さらに1813万円の振り込みを要求する内容も含まれていた。県警は威力業務妨害の疑いで捜査を進めている。
爆破予告の内容
- 送信日時:2月18日午後8時40分ごろ
- 対象施設:米軍北部訓練場、ホワイトビーチ、牧港補給地区など
- 予告された実行日:2月23日
- 金銭要求:1813万円
- 振込先:国内の銀行口座
県や那覇市によると、メールはインターネットのメールフォームから送信されていたという。19日午前、職員が気づいて県警に通報した。現在、警察がメールの発信元や送信者の特定を進めている。
過去にも相次ぐ爆破予告
沖縄県内では、過去にも公共施設や学校への爆破予告が相次いでいる。たとえば2023年1月には、「官公庁や学校、公共施設に爆弾を仕掛けた」とするファクスが県内32の市町村に送られ、300万円の振り込みを要求する事件があった。このときも、警察が威力業務妨害の疑いで捜査している。
また、他県でも1813万円を要求する爆破予告が確認されており、今回の事件との関連性が注目されている。
県警が警戒を強化
県警は、米軍関連施設や公共施設の警備を強化するとともに、住民にも注意を呼びかけている。万が一、不審なメールや連絡を受けた場合は、すぐに警察へ通報するよう求めている。