2026-01-19 コメント投稿する ▼
公約玉城デニー知事がオール沖縄分裂選挙で解体まではいかないと強調も支持基盤揺らぐ
沖縄県の玉城デニー知事は2026年1月19日、衆院沖縄2区の候補擁立をめぐり、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対で結束するオール沖縄勢力の分裂選挙が指摘されていることを踏まえ、味方が分断されることを想定すると、非常に厳しい選挙になるかもしれないとの認識を示しました。
衆院沖縄2区では、社民党を2025年に離党した無所属の新垣邦男衆議院議員が立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」から立候補する意向ですが、社民党県連有志は元衆議院議員の瑞慶覧長敏氏を擁立する方向で調整しているとされます。瑞慶覧氏が立候補すれば、オール沖縄勢力の分裂は避けられない見通しとなっています。
緩やかだからこそ強い組織
玉城氏は分断したオール沖縄が解体するまではいかないと思う。オール沖縄はある意味、緩やかだからこそ強い組織だと強調しました。どのような組織も柔軟な部分は持って然るべきだ。オール沖縄としても一つのターニングポイント的な選挙になると述べました。
玉城知事の発言は、オール沖縄の結束維持への強い意志を示しつつも、分裂選挙が避けられない現実を認めたものです。知事は19日午前の報道陣の取材では推移を見守っていきたいと語り、分裂した場合に自民候補が優位になる可能性については、一般論としてはそうなる。そこをどうするかを、しっかりお互いが確認していただければと思うと述べました。
「オール沖縄が割れたら自民を利するだけ。何やってんだよ」
「社民は党勢維持のために沖縄切り捨てか。辺野古反対はどこいった」
「新垣さんも瑞慶覧さんも辺野古反対なのに、なんで争うの?」
「玉城知事の『緩やかだから強い』って、強がりにしか聞こえない」
「結局、政党の都合で県民の声が分断されてるじゃん」
社民党の党勢維持が背景
社民党が次期衆院選沖縄2区に瑞慶覧氏を擁立するのは、政党要件維持が危ぶまれるほどの党勢の縮小が背景にあります。社民は2025年、同2区選出の新垣邦男衆議院議員の離党によって前身である社会党の結成以来、初めて衆議院で議席を失いました。
2025年夏の参院選でも1議席にとどまり、政党要件である全国の得票率2%をわずかに上回った状況です。党勢拡大は最重要課題で、1月16日の県連会議に福島瑞穂党首が候補者擁立に向け乗り出すなど、党中央の意向が強く働いています。
瑞慶覧氏は周囲に沖縄の声を国会に届ける人がいないと危機感を示しているとされます。これは、新垣氏が中道改革連合に合流し、立憲民主党の安住淳幹事長が辺野古移設を容認する発言をしたことへの反発が背景にあるとみられます。
新垣氏は中道改革連合に合流
新垣邦男衆議院議員は19日、那覇市内で記者会見し、今の政治状況、沖縄の問題を考えると大きな塊を作ることは極めて重要だろうと思っている。新党に合流しようという決断をさせていただいたと述べ、新党「中道改革連合」に合流すると明らかにしました。
新垣氏は高市政権に立ち向かう大きな対抗軸が必要だと合流理由を説明しました。社民党側が沖縄2区から独自候補を擁立する方針であることについては、他党のことなのであまり気にしていないとしました。
新垣氏は2025年11月、党勢拡大を巡る方針の違いから社民党を離党しました。当初は次期衆院選には無所属で臨む方針を示していましたが、新党結成が決まった後、これまで無所属でやると言っていたが、今回、新党ができて政界全体が変わってくると述べていました。
オール沖縄の足並みの乱れ
オール沖縄勢力は、2024年の衆院選でも足並みの乱れが表面化していました。れいわ新選組の山本太郎代表が選挙互助会に落ちぶれた、歴史的な役割は終えたとオール沖縄を公然と批判しました。
地域政党・沖縄社会大衆党の県議が、オール沖縄の沖縄4区統一候補を支援しなかったことが問題視され、2025年夏の参院選で当時現職の高良鉄美氏が出馬断念に追い込まれるなど不協和音が表面化していました。
沖縄4区に続き、2区でも足並みが乱れていることが浮き彫りとなりました。2月8日投開票が有力視されている次期衆院選や、2026年秋に見込まれる天王山の沖縄県知事選に向け、玉城デニー知事の支持基盤が大きく揺らいでいます。
玉城知事は今回の分裂選挙をターニングポイント的な選挙と位置づけましたが、オール沖縄が今後も辺野古反対の旗印のもとに結集できるかは不透明な状況です。
この投稿は玉城デニーの公約「辺野古新基地建設の断念」に関連する活動情報です。この公約は9点の得点で、公約偏差値36.1、達成率は0%と評価されています。