2025-01-28 コメント投稿する ▼
公約沖縄県の観光業は2024年、入域観光客が966万人に達し、コロナ前の水準に回復
■国内観光客の増加
国内からの観光客数は753万6000人で、前年を4%上回り、コロナ禍前の2019年比でも4.2%増加しました。特に、夏のハイシーズンに台風などの大きな影響を受けず、航空会社の臨時便や増便により旅行需要を取り込むことができました。また、円安の影響で海外旅行を控える国内客が増え、沖縄を旅行先として選ぶ傾向が強まったと分析されています。
■外国人観光客の回復
外国人観光客数は212万5500人となり、前年の98万人から2倍以上の増加を見せました。これは、国際航空路線やクルーズ船の再開・新規就航が進んだためです。しかし、中国本土便など一部航空路線やクルーズ船の運休の影響が残り、2019年比では7割程度にとどまっています。
■観光公害の懸念
観光客の増加に伴い、渋滞や騒音、ゴミの増加などの観光公害が懸念されています。2019年の調査では、沖縄県と11市町村が「観光公害が起きている」と回答し、公共交通機関の混雑や交通渋滞、レンタカーの交通トラブルなどが指摘されています。特に、レンタカーや貸し切りバスの増加で交通渋滞が発生しているとの事例も報告されています。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-977843.html
■交通渋滞対策
沖縄県は、交通渋滞の緩和に向けて取り組んでいます。例えば、沖縄都市モノレールの3両編成化を進め、輸送力の増強を図っています。また、那覇空港自動車道や沖縄西海岸道路の整備を進め、定時性や高速性の確保を目指しています。
https://www8.cao.go.jp/okinawa/pamphlet/shinkou-2024/2024_whole_2_8.pd
■今後の展望と課題
沖縄県は2025年に向けて、大型クルーズ船の寄港が多く予定されており、航空路線の新規就航や増便も続くと予測しています。これにより、観光業は引き続き堅調に推移する見込みです。しかし、物価高や人手不足、観光公害などの課題も残っており、これらに対処することが今後の重要な課題となります。
この投稿は玉城デニーの公約「観光客1200万人超の良質な観光により観光収入1.2兆円を目指します。」に関連する活動情報です。この公約は50点の得点で、公約偏差値55、達成率は0%と評価されています。