2025-12-24 コメント: 2件 ▼
2026年沖縄県知事選、玉城デニー氏3選出馬へ与党擁立
2026年秋の沖縄県知事選挙に向けた動きが加速しています。沖縄県議会の与党会派は2025年12月24日、名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力による会議を開き、現職の玉城デニー氏の3選出馬に向けた協議を進めました。一方、保守系の選考委員会は12月21日に候補者公募を締め切り、12年ぶりの県政奪還を目指す動きを本格化させています。
与党会派、玉城デニー氏擁立へ年明け正式決定
沖縄県議会の与党4会派は、日本共産党、立憲民主党、社会民主党、沖縄社会大衆党など政党や労働組合を含む12団体で構成する政党会派会議を開催しました。この会議では玉城デニー氏の知事としての評価を確認し、各団体の了承が得られれば年明けにも正式に出馬要請を決定する方針です。
「デニー知事には引き続き頑張ってほしい」
「辺野古反対の姿勢を貫いてくれる人が必要だ」
玉城デニー氏は2018年9月の知事選で初当選し、2022年9月には再選を果たしました。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を掲げ、2期8年にわたって県政を担ってきました。今回の選挙は、県政史上初めてとなる知事の3期連続出馬の可能性があり、沖縄の将来を占う重要な選挙となります。
会議に出席した関係者によると、構成12団体はおおむね玉城氏を推す意向です。ただし、出席者の一部からは「まだ議論が必要」との声も上がっており、最終結論は年明けに持ち越される見通しです。
保守系、候補者公募で対抗馬選考へ
一方、12年ぶりの県政奪還を狙う保守系陣営も動きを加速させています。経済団体幹部や保守系市長ら13人で構成する候補者選考委員会は、2025年11月30日に初会合を開催し、委員長に金城克也氏が就任しました。
選考委員会は12月7日から21日まで候補者を公募し、自薦他薦を含めた立候補希望者を募集しました。那覇市副市長の古謝玄太氏が選考の軸になるとの見方が強く、ほかにも企業経営者や元県議会議長の名前が取り沙汰されています。
「経済重視の県政が必要だと思う」
「現状維持では沖縄は発展しない」
金城委員長は会見で、候補者選考の基本方針として「県民の生活を第一に捉え、県民党としての立場から、県民が安心して暮らせる社会の実現に向けて現実的かつ安定した行政運営を行える人物」を選ぶと表明しました。前回2022年の知事選では同年5月に選考委員会が始まりましたが、今回は約半年早いペースで進んでおり、知名度向上のため年内にも候補者を決めたいという声も上がっています。
与野党激突、2026年秋へ本格始動
2026年9月29日に玉城デニー氏の現在の任期が満了します。前回2022年の知事選では玉城氏が約33万9630票を獲得し、2位の候補に約6万5000票の差をつけて再選を果たしました。投票率は57.9パーセントでした。
今回の選挙では、辺野古新基地建設問題に加えて、経済振興や子育て支援、観光業の再生などが主要な争点となる見込みです。沖縄県は2025年7月の参議院選挙で「オール沖縄」勢力が推す候補が勝利しており、その勢いを知事選につなげられるかが焦点となります。
保守系選考委員会は28日にも3回目の会合を開く予定で、与野党双方の動きがさらに活発化しています。沖縄県政の行方を左右する2026年知事選に向け、各陣営の準備が本格化する中、県民の注目が高まっています。
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