2025-01-27 コメント投稿する ▼
「オール沖縄」系市長がゼロに、玉城知事の冷静な反応
■「オール沖縄」系の候補者の落選
2025年1月19日に行われた沖縄県宮古島市長選挙では、玉城知事を支持する「オール沖縄」系の現職、座喜味一幸氏(75歳)が落選しました。これにより、県内11市で唯一の「オール沖縄」系市長が不在となり、同勢力の影響力が低下しました。
■知事のコメントと態度
選挙翌日の1月20日、玉城知事は県庁で記者の質問に応じ、「非常に残念な結果だ」と述べました。しかし、「オール沖縄か、そうでないかは、あまり意識していない」とも語り、支持基盤の変化に対して冷静な姿勢を見せました。
■「オール沖縄」の退潮傾向
「オール沖縄」は、辺野古移設反対を掲げる勢力として知られています。しかし、近年の選挙結果からは、同勢力の影響力が低下している兆しが見られます。特に、2019年6月の沖縄県議会選挙では、辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力が大幅に議席を減らし、保守系勢力が16年ぶりに過半数を奪還しました。
■知事の冷静な対応
玉城知事は、支持基盤の変化に対して冷静な態度を保っています。選挙結果に対して感情的な反応を避け、「オール沖縄」という団体のオーナーではないと述べ、支持団体の総括に任せる姿勢を示しました。