2026-01-23 コメント投稿する ▼
佐々木真琴氏が国民民主から岩手2区出馬表明、県連初の国政擁立
元宮古市議の佐々木真琴氏が2026年1月23日、国民民主党から岩手2区への出馬を表明しました。国民民主党岩手県連が国政選挙で候補者を擁立するのは初めてのことで、県内の政治情勢に新たな動きが生まれています。
わずか3か月で国政へ転身した若き女性候補
佐々木真琴氏は宮古市出身の29歳です。2024年10月27日に実施された宮古市議会議員補欠選挙で7090票を獲得してトップ当選し、初の市議となりました。しかし、その市議としての活動期間はわずか3か月足らずでした。
2026年1月19日に国民民主党へ入党し、同日宮古市議を辞職しました。出馬表明の会見で佐々木氏は「地域の中で日々全員が経済的に厳しい状況を感じている」と述べ、「もっと手取りを増やすことを全力で取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。
中学2年で東日本大震災を経験した佐々木氏は、高校時代に防災教育に取り組み、TOMODACHIプロジェクトでアメリカでの研修も経験しています。若者や女性が生きやすい社会を目指し、「岩手が大好きな一人として、声にできない現実をなかったことにしない政治をつくっていきたい」と訴えています。
「29歳の女性が国政に挑戦するのは画期的。若い世代の声が届くかもしれない」
「市議になったばかりなのに辞めて国政って、有権者をどう思ってるの」
「国民民主の手取りを増やす政策には期待したい。物価高は本当に厳しい」
「国民民主が初めて岩手で候補擁立。野党の構図が変わりそうだ」
「結局、野党同士で票を食い合うだけじゃないの。自民に有利になるだけ」
立憲民主党は候補擁立を見送り
2026年1月23日、立憲民主党岩手県連は常任幹事会を開催し、岩手2区への候補擁立を見送ることを決定しました。野党間で候補が競合すると自民党を利することになるという判断からです。
この決定は、昨年2024年10月の衆院選で岩手2区に立候補した立憲民主党新人の中村起子氏が自民党前職の鈴木俊一氏に大差で敗れた経緯も影響しているとみられます。当時の得票は鈴木氏が11万5772票、中村氏が7万716票で、4万5千票以上の大差がつきました。
国民民主党は全国の選挙区で候補者擁立を進めており、岩手県連も「公認候補を1人は擁立したい」との党本部方針を受けて準備を進めてきました。今回の佐々木氏擁立は、その方針の具体化といえます。
鈴木俊一氏との対決構図が確定
岩手2区からは、自由民主党前職の鈴木俊一氏も出馬を表明しています。鈴木氏は72歳で、当選11回のベテラン議員です。財務大臣や環境大臣、東京オリンピック担当大臣などを歴任し、現在は自民党幹事長を務めています。
父親は元首相の鈴木善幸氏で、義兄は麻生太郎副総裁という政界のサラブレッドです。岩手2区は本州最大面積の選挙区で、宮古市、釜石市、大船渡市など23市町村が含まれます。鈴木氏は長年この地域で強固な地盤を築いてきました。
若き女性候補と政界の重鎮という対照的な構図が鮮明になりました。次期衆院選の時期はまだ明確ではありませんが、高市早苗首相が早期解散の意向を示しており、2026年中の実施が見込まれています。