2026-02-26 コメント投稿する ▼
鶴居村が日本エコロジーから約10ヘクタール8000万円で買い取りへ、景観保護
釧路湿原周辺のメガソーラー開発問題で、北海道鶴居村が大阪市の事業者日本エコロジーが所有する約10ヘクタールの土地を8000万円で買い取る方向で調整していることが2026年2月26日に分かりました。景観保護が目的で、財源には全国から集まった寄付金を活用する方針です。同社は釧路市内の予定地で複数の法令違反が確認されており、村は3月の議会に関連議案を提出する予定です。
8000万円で買い取り、交渉で減額
鶴居村が買い取る方向で調整しているのは、釧路湿原国立公園周辺の約10ヘクタールの土地です。この土地は日本エコロジーが所有してメガソーラーの建設を予定していました。
関係者によりますと、村が景観保護のため建設予定地の購入を申し出たところ、当初日本エコロジーは1億5000万円という金額を提示してきたといいます。その後の交渉で購入金額は土地代400万円と、日本エコロジーが森林伐採にかけた経費などの補償として7600万円の、合わせて8000万円に減額され、村は土地を買い取る方針を固めました。
鶴居村によりますと、補償金などを含めた8000万円で日本エコロジーと契約を結ぶ方向です。8000万円のうち400万円が購入費用として、7600万円は元の所有者からの土地購入費用や森林伐採などにかけた費用に対する補償だということで、財源には寄付金などを活用するということです。
「景観保護のために村が買い取るって英断だね」
「1億5000万から8000万まで減額されたんだ」
「タンチョウの生息地を守るために必要な投資だと思う」
「全国からの寄付金が役立つのはいいことだ」
「釧路湿原の自然を次世代に残してほしい」
2025年12月に隣接地も購入済み
鶴居村は国の特別天然記念物タンチョウの生息地として知られています。売買協議中の土地は釧路湿原国立公園に近い雪裡地区にあり、村を代表する景勝地とされています。
鶴居村は2025年12月、景観保護のため今回の土地に隣接し、一時日本エコロジーがメガソーラー施設の建設を計画していた村内の民有地約7.5ヘクタールを日本ナショナル・トラスト協会と費用300万円を折半し購入しています。
村によると、今回買い取りを検討している土地は釧路市内の所有者から日本エコロジーに売却され、2026年2月19日に所有権移転登記されました。同社との売買協議は2025年2月から行われており、現在も継続中だといいます。
村は昨年12月にこの土地に隣接する約7.5ヘクタールを東京の自然保護団体と共同で取得しており、メガソーラー設置による景観や生態系への影響を防ぐ取り組みを積極的に進めています。
3月議会に議案提出、法令違反も確認
鶴居村によりますと今後日本エコロジーとの協議を経て、関連する議案を提出する方針です。購入費用は景観保護のために全国から集まった寄付金を充てることを検討していて、3月の議会に予算案を提出する予定です。
村は金額が妥当であるかを含め審議するとしています。村が自ら買い取ることで景観保護につなげる狙いです。
メガソーラー施設の建設を進める日本エコロジーは釧路市内の予定地で複数の法令違反が確認されています。同社をめぐっては釧路市内の別の建設予定地で土壌汚染対策法違反など複数の法令違反が発覚しており、釧路総合振興局が工事中止勧告を出す事態となっていました。
鶴居村は撮影スポットの橋からタンチョウを撮ると民有地が背景となる景勝地の保護に力を入れています。村が景観保護のために全国から募って集めた寄付金の活用を検討しており、タンチョウの生息地や釧路湿原周辺の自然環境を次世代に引き継ぐための取り組みを進めています。
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