県議会議員 古川広志(古川ひろし)の活動・発言など

公明党古川広志県議が風俗店盗撮で逮捕「清廉潔白」掲げた64歳の性犯罪に地元衝撃

「清廉潔白」掲げた公明党県議が風俗店で盗撮逮捕　古川広志容疑者の二重の裏切り 東京都内のホテルで派遣型風俗店の女性を盗撮したとして、公明党所属の徳島県議会議員・古川広志容疑者（64）が2025年11月29日に逮捕された。自身のホームページで「清廉潔白で誠実な政治を心がけ、女性の皆さまからも信頼されるよう」と掲げていた議員の驚くべき実態が明らかになり、地元徳島に衝撃が走っている。 古川容疑者は11月28日午後8時45分頃、東京・港区赤坂のビジネスホテルで、派遣型風俗店に勤める20代女性従業員の裸体をスマートフォンで無断撮影した疑いで、性的姿態撮影処罰法違反の容疑で警視庁赤坂署に逮捕された。 事件が発覚したのは、古川容疑者が撮影を止めようとスマートフォンを操作した際に音が鳴ったためだ。女性が盗撮に気づき、すぐに店側に連絡。駆けつけた店員が古川容疑者を問い詰めると、容疑を認めてスマートフォンを提出したという。古川容疑者は「スマートフォンで撮影したことに間違いありません」と容疑を全面的に認めている。 >「公明党の議員が風俗利用してるって時点で終わってるでしょ」 >「清廉潔白って言葉、軽すぎない？本当に呆れる」 >「64歳でこんなことするなんて、家族がかわいそう」 >「政治家の資質を疑う。即刻辞職してほしい」 >「高齢者や女性から信頼って、完全に裏切ってる」 エリートコースを歩んだ「模範議員」の正体 古川容疑者は1961年8月12日生まれの64歳で、徳島県阿南市那賀川町出身。徳島県立富岡西高校を経て創価大学経済学部を卒業し、1984年に徳島県庁に入庁した。31年間の県庁勤務を経て2014年に退職後、2015年に徳島県議会議員に初当選し、現在3期目を務めていた。 公明党徳島県議団の会長を務め、2022年には22年ぶりに公明党徳島県本部代表に選出されるなど、党内でも重要なポジションにあった。2018年には徳島県監査委員にも就任しており、県政における要職を歴任してきた。 古川容疑者は自身の公式プロフィールで「清廉潔白で誠実な政治を心がけ、高齢者や女性の皆さまはもとより、若い人たちからも信頼されるよう、日々成長を図って参ります」と述べていた。まさに「女性からも信頼されるよう」と掲げていた人物が、女性への性犯罪で逮捕されるという皮肉な結果となった。 家族構成は妻のひとみさんとの2人暮らしで、古川容疑者のSNSには「家族は妻とネコ2匹」と記載されている。長年連れ添ってきた妻にとって、夫の逮捕は想像を絶する衝撃だったに違いない。 厳罰化された性的姿態撮影処罰法の威力 今回古川容疑者に適用された性的姿態撮影処罰法は、2023年7月13日に施行された比較的新しい法律だ。従来の各都道府県の迷惑防止条例では処罰にばらつきがあったが、この法律により全国一律で厳しく処罰されることになった。 法定刑は「3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金」で、従来の迷惑防止条例（多くは1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金）と比べて大幅に厳罰化されている。撮影行為だけでなく、盗撮画像の提供や保管も処罰対象となり、未遂の場合も処罰される。 この法律はスマートフォンの普及により盗撮被害が拡大し、SNSでの拡散なども問題となったことを受けて制定された。盗撮行為を「性的姿態等撮影罪」として明確に位置づけ、被害者の尊厳を守ることを目的としている。 公明党の厳格な対応と今後の見通し 公明党は同日、西田実仁幹事長名義で「お詫びの談話」を発表した。「弁護士の接見により事実関係を確認した結果、到底容認できない行為があったことが明らかになりました」と述べ、「極めて非倫理的で人権を侵害する重大な犯罪容疑」として厳しく断じた。 党は「速やかに中央常会を招集し、中央規律委員会に対し規律処分の検討を指示し、厳正に対応してまいります」とし、被害者に対して「心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。公明党は不祥事に厳しい政党として知られており、速やかな離党勧告や除名処分が予想される。 法律上、議員が失職するのは「禁錮以上の刑が確定した場合」だが、これまでの同様事例では、逮捕直後または釈放後に本人が辞職を表明するケースが多い。地方議会議員の不祥事では、党からの離党勧告や議会からの辞職勧告決議が行われるのが一般的で、今回も同様の展開が予想される。 古川容疑者は都内での会合に出席するため東京に滞在していたが、なぜこのような行為に及んだのかは不明だ。徳島県議会11月定例会に出席した直後の事件であり、公務と私的行動の境界が曖昧になっていた可能性もある。 政治倫理への影響と有権者の信頼失墜 今回の事件は、政治家の倫理観と資質について改めて問題を提起している。どれだけ立派な経歴や学歴があっても、人間としての基本的な倫理観が欠けていては意味がない。特に「清廉潔白」を掲げ、女性の信頼を得ようとしていた人物の犯行だけに、裏切りの度合いは深刻だ。 政治家は国民の代表として高い倫理観が求められる立場にある。有権者の税金で報酬を得ながら、このような犯罪行為に及ぶことは、民主主義の根幹を揺るがしかねない。 この事件を受けて、政治家一人ひとりが襟を正す必要があるだろう。有権者としても、候補者の政策だけでなく人格や日頃の言動をより慎重に見極める必要がある。表面的なスローガンに惑わされず、真の人間性を見抜く目を持つことが重要だ。 古川容疑者の事件は、政治への信頼を大きく損なう結果となった。地元徳島では「まさかあの人が」という驚きの声とともに、政治不信の声も広がっている。政治家の資質向上と倫理教育の徹底が急務となっている。