2025-11-25 コメント投稿する ▼
岡村ゆり子氏川口市長選出馬表明 「不法滞在者は国の責任で」クルド人問題に言及
岡村氏は元川口市長の故岡村幸四郎氏の次女で、現在県議2期目を務めています。 一方で「ルールを守っている大多数の人は、これまで同様に暮らしていただく」とも述べ、法的に滞在する外国人との共生は継続する考えを示しています。 岡村ゆり子氏は、2013年に任期中に急逝した岡村幸四郎氏の次女として生まれました。
元市長次女の岡村ゆり子氏、川口市長選出馬表明 「不法滞在者は国の責任でお帰りいただく」
埼玉県川口市で11月25日、県議会議員の岡村ゆり子氏(44)が2026年2月1日投開票予定の市長選挙への出馬を正式に表明しました。岡村氏は元川口市長の故岡村幸四郎氏の次女で、現在県議2期目を務めています。
記者会見で岡村氏は、市内のクルド人問題について「不法滞在者は国の責任で管理・監督してお帰りいただく」と明言し、治安対策を重点政策として掲げました。一方で「ルールを守っている大多数の人は、これまで同様に暮らしていただく」とも述べ、法的に滞在する外国人との共生は継続する考えを示しています。
「ついに岡村さんが立候補してくれた。川口の治安改善に期待したい」
「外国人問題だけでなく、子育て支援も充実させてほしい」
「元市長の娘さんだから市政のノウハウはありそうだけど、どうなるかな」
「高市さんが首相になったから国も動いてくれるかもしれない」
「宮川さんが降りたから、岡村さんの当選可能性は高くなった」
政治経歴豊富な元市長の次女として
岡村ゆり子氏は、2013年に任期中に急逝した岡村幸四郎氏の次女として生まれました。幸四郎氏は1997年から川口市長を5期務め、市政運営の実績を残した政治家として知られています。
岡村氏自身も政治経験は豊富で、2015年の市議選でトップ当選を果たし、2019年の県議選でもトップ当選という実績を持っています。現在は県議会で保守系会派「無所属県民会議」に所属していますが、市長選出馬に伴い離脱する予定です。
父の政治理念を受け継ぎ、「住んでよかった、これからも住み続けたい川口市」の実現を目指すとしており、地元への愛着と責任感を強調しています。
外国人問題への具体的取り組み
川口市では近年、トルコ国籍のクルド人を中心とした外国人住民と地域住民との間で様々な問題が表面化しています。市内には約48,000人の外国人が住んでおり、そのうちトルコ国籍者は約1,500人となっています。
岡村氏は会見で、生活ルールの徹底を重視する姿勢を明確にしました。「ごみ出しルールや騒音、コンビニ前でたむろする、外で飲酒するなどルールを守らない人もいる」と現状を指摘し、転入時のオリエンテーション実施や生活ルール動画の視聴義務化などの対策を提案しています。
また、高市早苗首相の政策に期待を示し、「国のほうも進んでくれるかなと期待を持っている。現場の声を国に届けて改善を積極的に願っていきたい」と述べ、国との連携強化を重要視する考えを表明しました。
混戦必至の選挙情勢
今回の市長選は、現職の奥ノ木信夫市長(74)が引退を表明したことで新人同士の争いとなります。これまでに住宅リフォーム会社役員の西内聡雄氏(51)が外国人の生活保護廃止などを訴えて出馬表明しています。
注目すべきは、建設会社役員の宮川直輝氏(55)が当初出馬を表明していたものの、岡村氏の出馬を受けて立候補を取りやめ、岡村氏支援に回る意向を示したことです。これにより岡村氏の当選可能性は大きく高まったと見られています。
一方で、自民党県連川口支部が3月に内定した県議の立石泰広氏(63)は、まだ正式な出馬表明をしていません。また、隣接する戸田市の市議が設立した政治団体も候補者擁立を検討しており、選挙戦は依然として流動的な状況が続いています。