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大分市佐賀関で170棟延焼の大規模火災発生、関アジ関サバの町に史上最悪被害
大分市佐賀関で大規模火災170棟延焼 関アジ関サバの町に史上最悪の被害 大分県大分市佐賀関で11月18日午後5時45分頃に発生した大規模火災は、19日現在で170棟以上に延焼し、通報から半日以上が経過しても鎮火の見通しが立たない深刻な事態となっています。焼損範囲は約4万8900平方メートルに及び、70代男性1人と連絡が取れず安否不明となっています。 大分県は災害救助法を適用し、県と市がそれぞれ災害対策本部を設置しました。避難所には最大180人が避難し、県は自衛隊への災害派遣要請を検討しています。 住宅密集地と強風が招いた最悪の条件 火災現場は佐賀関漁港の北東に位置する住宅密集地です。福岡管区気象台によると、18日午後には周辺の海上で強風注意報が出ており、この強風が火災拡大の主要因となりました。 現場に居合わせた住民は「火災発生当初から激しく炎が上がっていた。この地域は空き家が多く、1時間も経たないうちに燃え広がった」と証言しています。 >「瞬く間に燃え広がった。訳も分からず、着の身着のまま避難した」 >「消防車の音が何台も何台も来るので、何かなと思って見たらすごい燃え上がっていた」 >「かなり心配。知っている人もいるから」 >「港から近く、コンパクトな平屋建ての物件だった」 >「一見して木造住宅が密集した古い街並みという印象だった」 佐賀関地区は「狭隘な道路が多く住宅が密集して建てられている地区」として知られており、家と家の距離が近いため1軒が燃えればすぐに隣家に火が移る構造となっていました。さらに狭い道路により消防車の侵入が困難で、消火活動が難航しています。 繁栄から過疎化へ、空き家増加が被害拡大 佐賀関は1916年に日本鉱業佐賀関製錬所(現パンパシフィック・カッパー)が操業を開始した企業城下町として栄え、高度経済成長期までは県内屈指の人口密度を誇る地域でした。しかし、近年は若者の流出による高齢化・過疎化が著しく、2005年に大分市に編入合併しています。 この過疎化により空き家が増加し、管理されていない建物が燃えやすい状態になっていたことが延焼拡大の一因とみられています。かつての繁栄が生んだ住宅密集と現在の過疎化による空き家増加が重なり、今回の大規模火災を招いた構図となっています。 関アジ関サバで知られる漁業の町 佐賀関は「関アジ」「関サバ」の産地として全国的に有名です。大分県と愛媛県の間にある豊後水道の「速吸の瀬戸」で一本釣りされるマアジとマサバは、1996年に水産品として全国初の商標登録を受けた高級ブランド魚です。 瀬戸内海と太平洋の水塊がぶつかり合う潮流の速い海域で育った魚は身が引き締まり、脂の乗りも良いことで知られています。佐賀関では関アジの旬が7月から9月、関サバの旬が12月から3月とされ、刺身での味わいが絶品とされています。 このような豊かな海の恵みと伝統的な一本釣り漁業で栄えた町が、今回の大規模火災により深刻な被害を受けています。 災害対策と復旧への道筋 大分県は陸上自衛隊への災害派遣要請を検討中です。九州電力送配電によると、19日午前8時時点で現場周辺の約270戸が停電しており、ライフラインの復旧も急務となっています。50代女性が呼吸の苦しさを訴え市内の病院に搬送されましたが、現時点で重傷者の報告はありません。 現場では消防車10台以上が出動し懸命の消火活動が続いていますが、近隣の山林にも延焼しており、鎮火の見通しは立っていません。県警はヘリコプターを飛ばし延焼状況の確認を行っています。 この火災は2016年の新潟県糸魚川市大火と同様の条件である「強風」「住宅密集」「空き家の存在」が重なって発生した大規模火災として注目されています。過疎化が進む地域での防災対策のあり方が問われる事案となっています。
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