前橋・小川晶市長「公約を進めるのが責任」　批判に屈せず続投へ、逃げない政治を貫く

前橋・小川晶市長「公約を進めるのが責任」　批判にも揺るがぬ続投意志

前橋市の小川晶市長は2025年10月13日、市内で開かれた市民との対話集会で、自身の進退をめぐる問題について改めて「約束した公約を進めるのが市長としての責任だ」と述べ、辞職せず職務を全うする考えを強調した。

小川市政、信念の継続

小川氏は2024年2月の市長選で初当選し、「対話と実行」を掲げて改革を進めてきた。問題発覚後、市民から厳しい視線が注がれる中でも「逃げずに説明責任を果たす」として、直接市民と対話する場を設けてきた。

13日に行われた集会は定員20人の入れ替え制で6回に分けて開催され、合計約120人の市民が参加。小川氏は「支持してくれた方々の期待を裏切らない」「批判も真摯に受け止め、改革を止めない」と語り、誠実な姿勢で訴えた。

「市長が逃げないで説明していることは評価すべき」
「公約を途中で放り出さない姿勢は立派」
「政治家としての責任感を感じる」
「説明は十分ではないが、対話の姿勢は本物」
「不倫で責任取らないなら子供の為の政策は一切語るな！」

市民の反応は賛否あるものの、「説明から逃げない姿勢」を評価する声が徐々に広がりつつある。

「対話で判断」から「信念で継続」へ

小川氏はこれまで「市民の意見を直接聴き、進退を判断する」としていたが、今回の集会で「前橋の未来を守る責任がある」と語り、続投への強い意志をにじませた。

問題の経緯を説明する中で「誤解を招いた責任は感じている」と述べつつも、「選挙で掲げた約束を果たさずに去ることは市民への裏切りだ」と強調。政治家としての信念を前面に出した。

政治家の本質は逃げずに働くこと

世論の一部には辞職を求める声もあるが、単なる“謝罪と退陣”の繰り返しでは、市政は一歩も前に進まない。

政治の信頼回復とは、批判を受けながらも結果で応えることだ。小川氏が「説明責任と政策遂行を両立させる」という姿勢を貫くならば、むしろそれが成熟した政治家の在り方といえる。

結論：小川市長は責任を果たし、市政を前に進めよ

今回の一連の問題で、小川市政は試練の渦中にある。しかし彼女が“責任から逃げない首長”として信念を貫けば、前橋市政に新しい政治文化を築くことになる。

説明から逃げる首長よりも、批判に耐えて仕事を続ける首長の方が、市民にとっては真のリーダーだ。小川晶市長が公約の実行を続けることこそ、最も誠実な「説明責任」の形だといえる。