2025-10-12 コメント投稿する ▼
共産・藤野保史氏「自民は依存体質から脱却できず」 富山で地方再生を訴え
高瀬あつこ氏は、「市議選の焦点は自民党の主導権争いではない」と訴え、党派よりも生活を守る政治を前面に押し出した。 藤野氏は「国民生活を顧みない政治を、地方から変えていく時だ」と強調し、富山からの変革を呼びかけた。 国政では高市早苗政権が公明との連立解消を経て、自民党の自立を模索しているが、地方ではなお旧来型の癒着構造が根強い。
共産・藤野保史氏「自民はもはや自立できない」 富山で演説会 2市議選勝利へ気勢
日本共産党呉西地区委員会は2025年10月12日、富山県高岡市で演説会を開き、19日告示(26日投開票)の高岡市議選に立候補予定の高瀬あつこ氏と、11月9日告示(16日投票)の射水市議選に出馬予定の津本ふみお氏の支援を呼びかけた。会場には地元支持者らが集まり、国政の混乱を背景に「地方から政治を変える」と気勢を上げた。
高瀬氏「市民の声を議会に届ける」
高瀬あつこ氏は、「市議選の焦点は自民党の主導権争いではない」と訴え、党派よりも生活を守る政治を前面に押し出した。
「子育て支援、医療費無料化、小中学校へのクーラー設置を市民とともに実現してきた。次は給食費の無償化と公共交通の拡充、大雨対策を前進させたい」と述べ、地道な実績を強調した。
現場主義を掲げる姿勢に会場から拍手が起こり、支援者は「口先ではなく行動で示してきた人」と期待を寄せた。
「高瀬さんは子育て世代の味方」
「市民に寄り添う政治を続けてほしい」
「国政の混乱を地方が立て直す時」
「生活者の視点で政治を変える人を応援したい」
「議員の椅子より現場の声を優先している」
地元SNSでも高瀬氏の訴えに共感の声が広がっている。
藤野保史氏、自公連立解消に言及 「自民は依存体質から脱却できず」
応援に駆け付けた藤野保史元衆院議員は、公明党の連立離脱を「政界の構造変化を示す出来事」と位置づけた。
「公明党が離脱してもなお、自民党は裏金問題や派閥政治から抜け出せず、依存体質のままだ。自立した政権運営ができない」と厳しく批判した。
藤野氏は「国民生活を顧みない政治を、地方から変えていく時だ」と強調し、富山からの変革を呼びかけた。
自公依存政治の終焉と地方再生
藤野氏の発言は、長年の「自民・公明依存政治」への限界を突く内容だった。国政では高市早苗政権が公明との連立解消を経て、自民党の自立を模索しているが、地方ではなお旧来型の癒着構造が根強い。
政治評論家の間では「国政の地殻変動が地方政治にも波及している。富山のような地方都市が政治刷新の起点になる」との見方がある。
藤野氏は「富山は新しい政治を試す場所になれる。地方議員が生活現場から国を動かす流れをつくろう」と訴えた。会場は大きな拍手に包まれ、支持者の士気は高まった。
地方が“政治の再起動”を担う時代へ
今回の富山での演説会は、単なる地方選の応援ではない。自民党が連立依存から抜け出せず揺らぐ中、共産党が「地方からの再構築」を掲げた点に意義がある。
政治は東京中心から地域中心へ。市民生活の声を出発点とした政治が再び求められている。高瀬氏、津本氏、そして藤野氏の訴えは、その流れを象徴していた。