2025-09-13 コメント投稿する ▼
「変えたい」を実現する政治を 大平よしのぶ比例予定候補が岡山でトークライブ
大平氏は、物価高に直面する市民から「2万円振り込んでくれるのか」と尋ねられた体験を紹介。 トークライブでは、シールアンケートを通じて市民の声も集められた。 「最低賃金は物価高に追いつかない」と訴え、地域を歩く中で市民が抱える切実な思いを紹介した。 今回のトークライブで大平よしのぶ氏が訴えたのは「給付金よりも減税」「中小企業支援を通じた最低賃金引き上げ」という二本柱だった。
「変えたい」を実現しよう 大平比例予定候補が岡山でトークライブ
日本共産党の大平よしのぶ衆院比例中国ブロック予定候補が13日、岡山駅西口でトークライブを開いた。中国ブロックの「真ん中世代チャレンジキャラバン」の一環で、大平かよ党岡山地区ジェンダー政策委員長と軽快な掛け合いを交え、市民の声に耳を傾けながら政策を訴えた。
給付金より減税を 消費税5%引き下げを強調
大平氏は、物価高に直面する市民から「2万円振り込んでくれるのか」と尋ねられた体験を紹介。そのうえで「一回きりの給付金では暮らしは支えられない。消費税を一律5%に引き下げれば、1世帯あたり年間12万円の減税となり、継続的な生活応援策になる」と訴えた。
さらに、最低賃金の引き上げについても言及。岡山県の最低賃金が1047円に上がることに触れ、「物価高に追いつかず、まだまだ足りない」と強調した。そのうえで「中小零細企業が単独で賃上げを進めるのは困難。国が役割を果たし、大企業のため込み金に課税して財源を確保し、中小企業への直接支援に回すべきだ」と具体的な財源案を示した。
「一回限りの給付ではなく、減税で暮らしを支えるべき」
「大企業のため込み金を活用して中小企業を支援すれば、最低賃金は上げられる」
市民の声を拾い上げ、政治に反映
トークライブでは、シールアンケートを通じて市民の声も集められた。「高校の授業中に水を飲むのが禁止されている」といった日常的な困りごとから、「ガザの虐殺を止めるにはどうすればいいのか」といった国際問題まで幅広い意見が寄せられた。
大平氏は「どうすれば社会が変わるのか。アメリカ言いなりや大企業優先の政治のゆがみをただす展望を示しているのが共産党だ」と応じ、「困りごとや要求を共有し、皆さんの『変えたい』を実現するため全力をあげる」と決意を語った。
岡山市議補選を控え、地域課題と結びつけ
今回のトークライブには、26日告示の岡山市議補選(中区、欠員1)に立候補する大平かよ氏も参加。「最低賃金は物価高に追いつかない」と訴え、地域を歩く中で市民が抱える切実な思いを紹介した。
司会進行を務めた宿女和子市議が音楽を交えて場を盛り上げ、街頭は柔らかい雰囲気に包まれた一方で、政策課題は生活に直結する重いテーマが多く、市民との距離を縮める機会となった。
物価高と最低賃金問題 大平比例予定候補が示す解決の道
今回のトークライブで大平よしのぶ氏が訴えたのは「給付金よりも減税」「中小企業支援を通じた最低賃金引き上げ」という二本柱だった。市民の「変えたい」という声を基点に、生活改善につながる政策を提示する姿勢は、物価高騰に苦しむ地域社会にとって具体的な選択肢となる。
大平氏は「市民の声を国政に届けるのが自分の役割」と繰り返し強調し、比例候補としての存在感を示した。岡山での活動は、今後の選挙戦を見据えた布石となりそうだ。