共産党・市田副委員長が松江で講演 「資本主義を乗り越える展望」を強調

0 件のGood
0 件のBad

共産党・市田副委員長が松江で講演 「資本主義を乗り越える展望」を強調

共産党・市田副委員長「資本主義を乗り越える展望を」松江で講演


日本共産党の市田忠義副委員長は8月31日、松江市で開かれた「選挙結果と政治変革の展望」を語る集いに参加し、国政選挙の結果や今後の政治情勢について解説した。主催は党島根県委員会と東部地区委員会。会場では排外主義的潮流への懸念や、資本主義を超える社会像に関する議論も行われた。

市田氏は演説の中で「国民世論と野党の論戦により、与党は一部野党を取り込まないと政権運営ができない状況に追い込まれた」と強調。その一方で、補完勢力や排外主義政党が選挙戦で消費税減税などを掲げたため、「簡単に連立には加われない事情もある」と指摘した。

「野党の候補者一本化の成果は大きい」
「極右や排外主義の台頭は新自由主義への不満の表れ」
「資本主義を乗り越える展望を示すことが重要だ」
「生活苦を打開する具体策こそ支持につながる」
「デマに対抗するためにも党員拡大が必要」


選挙結果の評価と党の役割


市田氏は1人区で候補者を一本化した17選挙区のうち12区で勝利したことを「大局的な流れの成果」とし、党の果たした役割に確信を持つよう呼びかけた。与党に厳しい結果を突き付けた背景には、国民の生活苦や格差拡大への不満があると分析した。

また、野党勢力が共闘を進める一方で、政権与党は「泥舟政権」と化しているとの見方をにじませ、今後の政治変革における共産党の存在意義を強調した。

資本主義批判と国際的潮流


市田氏は極右・排外主義の台頭について「日本に限らず欧米でも新自由主義への不満が背景にある」と説明。その危険性を告発しつつ、「資本主義を乗り越える展望を示し、暮らしの苦しさを打開することが必要だ」と語った。

さらに、情報操作やデマに流されない社会をつくるためには「党員や『しんぶん赤旗』の読者を増やすことが重要」として入党を呼びかけた。

参加者の声と課題


会場では参加者からも意見が寄せられた。雲南市から参加した69歳の男性は「共産党ならではの政策をもっと印象に残る形で分かりやすく訴えてほしい」と述べ、政策アピールの工夫を求めた。

資本主義乗り越えを訴える共産党の展望


今回の集いでは、資本主義の矛盾に直面する中での日本共産党の役割が改めて議論された。排外主義やデマに対抗するには、国民の生活を守る政策を明確に示し、支持基盤を広げることが不可欠とされた。資本主義を超える展望を掲げる同党が、どこまで国民の信頼を得られるかが今後の焦点となる。

コメント投稿する

2025-09-01 10:28:35(S.ジジェク)

0 件のGood
0 件のBad

上記の市田忠義の活動をどう思いますか?

コメント投稿

コメントを投稿することができます。管理者の確認後公開されます。誹謗中傷・公序良俗に反する投稿は削除されます。

※サイト運営スタッフにより内容が確認後公開されます。24時間以内に確認されます。

関連する活動報告

GOOD/BAD評価

人気のある活動報告

オススメ書籍

SNS時代の戦略兵器 陰謀論 民主主義をむしばむ認知戦の脅威

SNS時代の戦略兵器 陰謀論 民主主義をむしばむ認知戦の脅威

リベラルという病

リベラルという病

日本の政策はなぜ機能しないのか? EBPMの導入と課題

日本の政策はなぜ機能しないのか? EBPMの導入と課題

日本の政治を採点する―2007年参議院選の公約検証

日本の政治を採点する―2007年参議院選の公約検証

市田忠義

新着記事

検索

政治家の名前検索、公約の検索が行えます。

ランキング

政治家や公約の各種ランキングを見ることができます。

ランダム評価

公約・政策がランダム表示され評価することができます。

選挙情報

今からの選挙・過去の選挙結果などが確認できます。

アンケート

当サイトで行っているアンケート・投票にご協力ください。

「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。

政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。

選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。

※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。

X (Twitter)

標準偏差:20.92