2025-07-18 コメント投稿する ▼
高市早苗氏「腹をくくった」と総裁選に意欲 “自民再建”訴えも「選挙向け演出では」と冷ややかな声も
「腹をくくった」発言ににじむ総裁選出馬の決意
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が7月18日、奈良県大和郡山市での街頭演説で語った言葉が注目を集めている。「私なりに腹をくくった。もう一回、党の背骨をがしっと入れ直す。そのために戦うと約束する」。この発言は、次期自民党総裁選への出馬意欲をにじませたものとみられている。
現在、派閥の裏金問題や政権の不祥事対応をめぐり、有権者の厳しい目が自民党に注がれる中、高市氏はあえて真正面から「党の再建」に挑む覚悟を口にした格好だ。
「ついに高市さん“腹くくった”か。期待したい」
「自民党の中で“戦う気”があるのは高市さんだけ」
「“背骨を入れ直す”っていう表現、重いな」
「女性で初の総理に一番近い人だと思う」
「石破さんじゃ無理、変えるなら今しかない」
SNS上では、既存の派閥政治や曖昧なリーダーシップに不満を持つ層から、高市氏への期待が急速に広がっている。
「鉄砲撃ち」批判を乗り越えて―沈黙を破る理由
演説では、2023年秋の自民党総裁選で敗北を喫した自身の立場にも言及。「負けた身だから、ああしろこうしろと言えば“後ろから鉄砲を撃つな”と言われる」と、これまで党内の混乱に対して発言を控えてきた苦悩もにじませた。
だが今回は明らかにトーンが違う。沈黙を破り「戦う」と宣言した背景には、自民党が抱える「統治能力の低下」「説明責任の欠如」への強い危機感があるとみられる。
「沈黙を守ってきた分、言葉に重みがある」
「“後ろから鉄砲”と言われるのを恐れてたのか」
「それでも立ち上がるのは本気の証拠」
「自民に足りないのは“自浄作用”だよ」
「今こそ“改革派”が必要じゃない?」
党内の調和を優先する空気に風穴を開けた形となり、今後の動向が注目されている。
選挙後の“総裁選ムード演出”か?冷ややかな見方も
一方で、有権者の間では「このタイミングでの“腹をくくった”発言は、参院選後の総裁選を意識させる“演出”なのではないか」との見方も出ている。
過去の自民党の選挙戦術を振り返ると、選挙終盤に合わせて「新リーダー待望論」を醸成し、有権者の期待感を演出する手法は繰り返し用いられてきた。今回の高市氏の発言も、そうした“選挙対策の一環”と捉える人も少なくない。
「どうせ参院選の“引き締め”用でしょ」
「また“ポスト石破”のチラ見せ戦術か」
「選挙のたびに“総裁選あるかも”ってやってない?」
「選挙のための演出なら、ちょっと冷める」
「期待してるけど、利用されたくはないよね」
期待と懐疑が入り混じる中、有権者は冷静にその真意と実行力を見極めようとしている。
「女性初の首相」へ現実味も
高市氏は2021年の自民党総裁選で、安倍晋三元首相の支援を受けて一躍注目の的となった。「女性初の総理」候補として国内外からも関心が寄せられたが、石破氏に敗れた後は党内での発言を控える場面が続いていた。
しかし、自民党の信頼が地に落ちかけている今、「古い自民党を壊す旗手」として再び前面に出てきた格好だ。
「日本の“女性総理”は高市さんしか見えない」
「保守でリアリスト、かつ現場を知ってる」
「“顔”が変わらない限り自民は終わる」
「期待する声は現実の政治力に変わるかどうか」
「まずは党内で勝ち抜けるかどうか、だな」
高市氏は自民党内でも異色の存在であり、保守本流と政策実務のバランスを持つと評価されている。その存在感が総裁選に向けて再び高まっているのは間違いない。
「石破後」の主導権争い、本格化へ
石破政権が求心力を失う中、自民党内では次の「顔」を巡る駆け引きが活発化し始めている。すでに茂木敏充幹事長や西村康稔経産相らの名前が取り沙汰される中、高市氏の“再登場”は「真正面から改革を訴える候補」として、明確な対抗軸を打ち出す可能性がある。
果たして、高市早苗は「自民党再生」の切り札となるのか。沈黙を破り“戦う”と語ったその決意が、本物かどうかはこれからの行動にかかっている。