2026-02-24 コメント投稿する ▼
高市早苗首相がコラム削除の理由説明 過去の答弁と矛盾し説明責任に疑問
過去の言動は政治家としての一貫性や責任を検証する素材として重要な資料です」と質問したことに対し、高市首相は「総理になってからコラムを書く時間もなくずっと更新できていなかったこともあり、コラム欄は削除しました」と答弁しました。 削除されたコラムをめぐっては、複数のメディアが高市首相の過去の発言を検証していました。
高市首相が過去のコラムを全面削除
高市早苗首相は2026年2月24日の衆議院本会議で、自身の公式ホームページに掲載していたコラムを削除した理由について説明しました。中道改革連合の小川淳也代表が代表質問で「総理の過去の政策や政治姿勢を記したコラムが公式サイトから全面削除されたとの報道がありますが、これは事実ですか。過去の言動は政治家としての一貫性や責任を検証する素材として重要な資料です」と質問したことに対し、高市首相は「総理になってからコラムを書く時間もなくずっと更新できていなかったこともあり、コラム欄は削除しました」と答弁しました。
高市首相は「衆議院選挙運動期間中は選挙向けの候補者サイトにしていましたが、これを通常のものに戻すにあたり」コラム欄を削除したと説明しました。さらに「サイトをシンプルにするためにコラム欄以外にも削除し読みやすくした」と述べ、サイト全体の見直しの一環だったとしています。しかしこの説明に対しては、過去の発言との整合性を疑問視する声が上がっています。
「都合の悪いこと書いてたから消したんでしょ。透明性がなさすぎる」
「忙しいから更新できないのはわかるけど、削除する必要はないよね」
「過去の発言を検証されたくないから消したとしか思えない」
「政治家の一貫性を確認する資料を自分で消すって、責任感がないんじゃないか」
「サイトをシンプルにって言い訳が苦しすぎる。何を隠したいんだ」
過去の答弁と矛盾する対応
高市首相は2025年11月の国会で「私の公式サイトには、かなり古いコラムもあえて掲載をしている」と答弁していました。この発言からわずか数カ月後に、そのコラムを全面削除したことになります。過去の答弁と実際の行動が矛盾しており、説明に一貫性がないという批判は避けられません。
削除されたコラムをめぐっては、複数のメディアが高市首相の過去の発言を検証していました。特に高市首相が「悲願」と述べる2年間限定の飲食料品の消費税ゼロ政策について、過去の投稿との整合性が検証されていたといいます。過去のコラムで消費税に関してどのような主張をしていたのか、現在の政策とどう整合するのかが焦点となっていたタイミングでの削除であり、都合の悪い記録を消したという疑念を招いています。
政治家の過去の発言や主張は、その政治家の一貫性や信頼性を判断する重要な材料です。特に首相という立場にある人物の過去の言動は、国民が政策の信頼性を評価する上で欠かせない情報です。それを「更新できていなかったから」という理由で削除することは、説明責任を放棄していると批判されても仕方ありません。
政治家の説明責任と透明性
小川代表が指摘したように、過去の言動は政治家としての一貫性や責任を検証する素材として重要な資料です。政治家は自らの発言に責任を持ち、過去の主張と現在の政策が矛盾する場合には、なぜ考えが変わったのかを説明する義務があります。過去の記録を削除することは、この説明責任から逃れようとする姿勢と受け取られかねません。
高市首相は「サイトをシンプルにするため」と説明しましたが、コラムをアーカイブとして残しながらも更新を停止するという選択肢もあったはずです。実際に多くの政治家は、過去のブログやコラムを削除せずに残しています。それは過去の自分の主張に責任を持つという姿勢の表れです。削除という選択をしたことで、かえって疑念を招く結果となりました。
政治とカネの問題や政策のブレなど、政治家の説明責任が厳しく問われる時代です。特に首相という立場にある以上、過去の発言との整合性は常に検証されます。消費税政策をめぐっては、過去に増税を容認する発言をしていた政治家が減税を主張するケースもあり、その変遷を検証することは有権者の権利です。高市首相のコラム削除は、こうした検証を困難にする行為であり、透明性を欠くと批判されています。
今回の件は、デジタル時代における政治家の情報発信のあり方を問うものでもあります。インターネット上の記録は容易に削除できますが、一度発信した情報には責任が伴います。政治家は過去の発言を踏まえて現在の政策を説明する責任があり、都合の悪い記録を消すことは許されません。高市首相には、削除したコラムの内容を改めて公開し、過去の主張と現在の政策との整合性について丁寧に説明することが求められます。説明責任を果たさない政治家に、国民の信頼は得られません。