2025-11-27 コメント投稿する ▼
改革の会3議員の自民会派入り決定!高市政権ついに衆院過半数へ
除名の理由について、斉木武志氏は大阪地域政党としての課題に特化していることへの不満を表明し、「全国政党として戦うべきだ」と主張していた。 現在の衆院会派別勢力は、自民党・無所属の会196議席、日本維新の会34議席で与党計230議席となっている。 改革の会3議員が自民会派に加われば計233議席となり、過半数を達成する。
元維新議員3人の決断により、高市政権の安定運営に新たな可能性が浮上した。衆院会派「改革の会」所属の斉木武志氏、守島正氏、阿部弘樹氏の3議員が、自民党会派への参加を表明する見通しとなっている。この決定により、衆院での与党勢力は233議席となり、定数465の過半数を確保することとなる。
改革の会の複雑な歩み
3議員の背景には複雑な政治的軌跡がある。彼らは2025年9月、日本維新の会から除名処分を受けた経緯を持つ。除名の理由について、斉木武志氏は大阪地域政党としての課題に特化していることへの不満を表明し、「全国政党として戦うべきだ」と主張していた。守島正氏も国会議員団人事で馬場伸幸前代表に近い藤田文武共同代表や遠藤敬国対委員長が執行部に復帰したことで改革姿勢が失われたと批判していた。
「維新はもう改革政党じゃない、大阪の利権政党になってしまった」
「高市さんが首相になったら、国の改革がちゃんと進むと思う」
「やっぱり自民に入って政策を実現するのが現実的だよね」
「維新を除名されて維新も含む与党会派に入るって・・」
「与党に入ることで国民のために働ける」
高市首相指名への貢献
改革の会の3議員は、2025年10月21日の首相指名選挙で高市早苗氏に投票した実績を持つ。この行動は、高市首相の誕生に重要な役割を果たしており、今回の自民会派入りはその延長線上にある政治的判断と見ることができる。
与党勢力の変化と政権安定化
現在の衆院会派別勢力は、自民党・無所属の会196議席、日本維新の会34議席で与党計230議席となっている。改革の会3議員が自民会派に加われば計233議席となり、過半数を達成する。これまで自民を中心とする政権は少数与党として、予算や法律の成立には野党の協力が不可欠だった状況が改善されることになる。
高市政権は自民党と日本維新の会による連立政権として発足しているが、衆参両院とも会派別の合計議席が過半数に満たない少数与党の状況が続いていた。今回の改革の会の合流により、衆院では安定した国会運営が可能になる見込みだ。
副首都構想への批判が背景
3議員の維新離党の背景には、副首都構想をめぐる不満があった。斉木武志氏は副首都構想など、大阪地域政党としての課題に特化していっていることを批判し、全国政党としての在り方を問題視していた。現在の物価高対策として財政出動や減税は一刻の猶予も許されない状況であり、副首都構想は大阪ありきでは国民の理解を得られない。すでに人口の多い大阪よりもメリットが大きくコスパの良い地域はたくさんある中で、地域限定の政策に偏重する維新への疑問が離党につながったのは当然の流れといえる。