2025-10-02 コメント投稿する ▼
高市早苗氏なら自公250議席に拡大と藤井聡教授が試算
藤井教授は「高市氏を総裁にすれば離れた支持層の3分の2が戻り、自民党は大幅に勢いを取り戻す」と強調しました。 高市氏が総裁となれば、失われた支持層の約3分の2が戻り、自民単独で226議席、公明と合わせて250議席に到達するとの試算です。 藤井氏は「国民の信頼を取り戻す鍵は高市氏にある」と結論づけました。 藤井氏は「小泉総裁では62議席を失い、自民支持率は2割を割る」と試算しました。
高市早苗氏なら自公250議席に拡大と試算
自民党総裁選(10月4日投開票)を前に、京都大学大学院の藤井聡教授がシミュレーション結果を公表しました。現有220議席(自民196、公明24)を持つ自公両党は、新総裁が高市早苗前経済安全保障担当相であれば250議席まで拡大する可能性があると予測しました。一方、小泉進次郎農林水産相が総裁になれば188議席に激減するとしており、総裁人事が次期衆院選の帰趨を大きく左右するとの見立てです。
藤井教授は「高市氏を総裁にすれば離れた支持層の3分の2が戻り、自民党は大幅に勢いを取り戻す」と強調しました。
「裏切られた民意」と支持率低下
藤井氏が指摘するのは、昨年9月の総裁選で起きた「民意逆転」です。党員票では高市氏がトップを取ったものの、決選投票では岸田文雄前首相の号令で石破茂首相が誕生しました。この経緯を多くの党員が「裏切り」と受け止め、支持率は40%前後から30%を割り込みました。
京大の調査によると、2019年以降に自民に投票経験がある層のうち、今年7月の参院選で国民民主党や参政党、日本保守党へ移った人の16%が「高市氏が総裁選で敗れたから」と回答しています。藤井氏は「もし今回も党員票で勝った候補が議員の都合で退けられれば、自民党は三行半を突き付けられる」と分析しました。
高市氏が持つ集票力
藤井氏のシミュレーションは、自民支持経験者2,000人を対象にした意識調査を基にしています。前回衆院選で自公が247議席を得た当時の支持率は40%でしたが、現在は30%まで下落。基準値を185議席とした上で候補者別に調整を行いました。
高市氏が総裁となれば、失われた支持層の約3分の2が戻り、自民単独で226議席、公明と合わせて250議席に到達するとの試算です。藤井氏は「国民の信頼を取り戻す鍵は高市氏にある」と結論づけました。
SNS上の声
「高市さんしか自民を立て直せない」
「党員票を裏切ったツケは大きい」
「減税を打ち出せるのは高市総裁だけ」
「小泉氏では選挙に勝てない」
「国民目線で政策を語れる人を総裁に」
SNS上でも「高市総裁待望論」と「裏切り批判」が入り混じり、党員票の行方に注目が集まっています。
ドロ船政権からの転換点
自民党は「ドロ船政権」と批判されるほど信頼を失ってきました。政治資金や派閥優先の調整政治に対する不信感が広がり、国民の生活に直結する減税やインボイス廃止への対応が遅れています。高市氏は「まず減税」と繰り返し、給付金よりも直接的に国民の負担を軽減する政策を掲げています。
藤井氏は「小泉総裁では62議席を失い、自民支持率は2割を割る」と試算しました。総裁選の結果は、単に党内の権力分配ではなく、国民が求める政策に応えられるかどうかを示す試金石となります。
自民党が生き残れるかどうかは、国民の声を受け止めるか否かにかかっています。高市氏が総裁となれば、失われた信頼を取り戻し、党を再び立て直す可能性が広がります。