2025-09-28 コメント投稿する ▼
自民党支持層調査 高市早苗34%で首位
共同通信社が9月27日と28日に行った電話調査で、自民党支持層に「次期総裁にふさわしい人物」を尋ねたところ、高市早苗=前経済安全保障担当大臣が34.4%で最も多く、小泉進次郎=現農林水産大臣が29.3%、林芳正=現外務大臣が19.5%と続いた。 ただし、高市氏は過去の発言で物議を醸すこともあり、国民全体での支持率には課題が残る。
自民党支持層での総裁選候補人気
共同通信社が9月27日と28日に行った電話調査で、自民党支持層に「次期総裁にふさわしい人物」を尋ねたところ、高市早苗=前経済安全保障担当大臣が34.4%で最も多く、小泉進次郎=現農林水産大臣が29.3%、林芳正=現外務大臣が19.5%と続いた。投票資格を持つ党員・党友に限っても順位は同じであり、高市氏、小泉氏、林氏の順で支持が集まっている。
「高市氏のリーダーシップに期待する」
「小泉氏の若さと発信力を評価している」
「林氏は外交経験が強みだが浸透力が弱い」
「減税や経済対策で誰が本気かを見極めたい」
「ドロ船政権からの転換を求める声が広がっている」
高市早苗氏が支持首位
高市氏は保守色の強い政策姿勢を貫いており、安全保障分野での発言も積極的だ。今回の調査で自民支持層から最も支持を得た背景には、物価高や国防不安への対応に期待する層の存在がある。支持率34.4%は、他候補を明確に上回った。
ただし、高市氏は過去の発言で物議を醸すこともあり、国民全体での支持率には課題が残る。総裁選での発信力と実行力が引き続き問われるだろう。
小泉進次郎氏が僅差で追う
2位の小泉氏は29.3%で、若手の代表格として存在感を放っている。環境相時代からの知名度や、発信力を重視する支持層に支えられている。ただし、具体的な政策内容よりもイメージ先行との批判も根強い。
特に最近浮上した陣営の「ステマ問題」への謝罪は、透明性や誠実さを求める有権者にどう受け止められるか注目される。
林芳正氏の課題
林氏は19.5%で3位にとどまった。外務大臣としての外交経験や国際的評価は高いものの、党支持層への浸透度は依然として限定的だ。外交手腕が総裁選の争点になりにくい現状では、得点につながりにくいとの見方が強い。
総裁選は国内経済や減税が最大の焦点になっており、林氏が支持を伸ばすには、生活に直結する政策での説得力が求められる。