2025-09-19 コメント投稿する ▼
高市早苗が「男系維持」を明言 皇室典範改正と憲法改正を総裁選の争点に
高市早苗「皇統は日本の宝物」 皇室典範改正で男系維持を明言。 自由民主党(自民党)の高市早苗前経済安全保障担当相は2025年9月19日、総裁選への立候補を表明する記者会見で、安定的な皇位継承について「男系の皇統を守るために皇室典範を改正する」と述べた。
総裁選会見での強調
自由民主党(自民党)の高市早苗前経済安全保障担当相は2025年9月19日、総裁選への立候補を表明する記者会見で、安定的な皇位継承について「男系の皇統を守るために皇室典範を改正する」と述べた。高市は「第126代今上天皇まで例外なく男系で継承されてきた歴史は世界でも例を見ない、日本にしかない大切な宝物だ」と語り、女系天皇の容認論に明確に反対する姿勢を示した。
改憲と連動する位置づけ
高市が提示した政策項目の中では「今を生きる日本人と次世代への責任を果たす」という項目に皇統問題を含め、「時代の要請に応えられる日本国憲法に改正する」とも明記した。憲法改正と皇室典範改正を連動して進める姿勢を示した点で、自民党総裁選における改憲派の象徴的な立場を強調する内容となった。
SNSの反応
「皇統は確かに日本の歴史そのもの。男系維持を掲げたのは筋が通っている」
「女系天皇反対を明確に打ち出すのは賛否を呼びそうだ」
「皇室典範改正は難題だが、避けて通れない議論だと思う」
「改憲と絡めて語るのは少し政治利用に見える」
「伝統を守ると同時に国民の理解をどう得るのかが課題だ」
今後の争点
安定的な皇位継承をめぐっては、旧宮家の復帰や女性皇族の婚姻後の地位維持といった複数の案が議論されてきた。高市の提案はその中でも「男系維持」を最優先とする立場であり、今後の国会審議や総裁選論戦で他候補との差を際立たせる可能性がある。伝統と国民合意をどう調和させるかが大きな争点となるだろう。