2025-07-20 コメント投稿する ▼
那覇市議選で和田圭子氏がトップ当選 参政党が初議席 市民の共感を集めた「ぶれない政治」
那覇市議選で参政党が初議席 和田圭子氏がトップ当選 市民の共感を集めた「ぶれない訴え」
2025年7月20日に投開票された那覇市議会議員選挙で、参政党公認の新人・和田圭子氏(65)がトップ当選を果たした。得票数は歴代最多となる9232票。全国的にも注目される結果となり、参政党にとっては沖縄県内初の議席獲得となった。
和田氏は選挙期間中、教育の再生、安全安心なまちづくり、保守的価値観の重要性を一貫して訴え続け、「ぶれない政治姿勢」が支持された形だ。いま、地方政治の現場で何が求められているのか――那覇市民の判断ははっきりしていた。
教育、治安、家族観…和田氏の主張に共感集まる
和田圭子氏は街頭演説や討論会を通じて「伝統的な道徳教育の復権」「地域の安全」「過度な性教育への懸念」などを丁寧に訴えた。中でも注目されたのが、教育勅語について「家庭や社会の中での道徳の基本として大賛成」と明言した点だ。
さらに、近年全国的にも議論されている「公共施設における過激な性教育書籍の取り扱い」についても問題提起。「子どもたちが健全に成長できる環境を守りたい」と語り、多くの子育て世代から共感の声が寄せられた。
外国人増加に伴う地域課題にも触れ、「急速な変化に行政が対応しきれていない。市民の不安を丁寧に受け止めたい」と発言。データや現実の現場を冷静に見つめた上での提案姿勢が、「実感ある声」として浸透していった。
女性最多当選の中でも異彩 “思想より生活”を貫いた選挙戦
今回の那覇市議選では、過去最多となる16人の女性が当選。うち20代も2人含まれ、「世代交代」や「多様性」がテーマに掲げられた。
だが、その中で和田氏はあえて「軸のぶれない価値観」にこだわった。家庭・地域・教育といった生活の基本に立ち返り、理屈ではなく感覚として共感を呼び起こす語り口で支持を広げた。
特定の層への迎合や流行的な政策を避け、「何を守るべきか」「どう社会を安定させるか」を真っ直ぐに伝える姿勢が、市民の心を動かした。
市民の声「これが本音で投票した結果」
SNS上では、和田圭子氏のトップ当選に関して歓迎や共感の声が相次いだ。政策的には“踏み込んだ”とされる内容も多いが、それを上回る信頼と納得があったという市民の声が多い。
「和田さんの訴えが一番まともだった。今の教育や治安に不安がある人には響くよ」
「何がタブーとかじゃなくて、言いにくいことをちゃんと言ってくれる人が必要だった」
「共感できることが多かった。ぶれないってこういうことだと思った」
「那覇にもこういう考えの人がいるって、ちゃんと可視化されたのが大きい」
「子どもや家庭のこと、地に足のついた政策が多かったから信頼できた」
結果的に、党派や立場を超えた層からの支持を集め、「実は言いたくても言えなかった」市民の思いを代弁した存在としての評価が高まっている。
地方政治から国を立て直す 和田氏の挑戦はこれから
那覇市議会での参政党の議席は1議席にすぎない。だが、和田圭子氏が成し遂げたのは単なる“初当選”ではない。市民の「本音」を代弁し、それを政治の場に押し上げるという行為そのものだった。
今後は、教育・治安・地域文化など、生活に密着した課題で具体的な成果が期待される。議会内での主張だけでなく、地域との対話、行政への提案を通じて、政策を形にしていけるかが問われることになる。
地方から、声をあげ、社会を変えていく――その第一歩として、和田氏の挑戦は静かに、だが確かな力強さで始まっている。