2025-11-13 コメント投稿する ▼
自民・維新が憲法改正条文起草協議会を設立、9条改正と緊急事態条項創設へ議論開始
憲法9条改正と緊急事態条項に関する具体的な論点について調べます。 自民党と日本維新の会が憲法改正に向けた条文起草協議会を設立し、憲法9条改正と緊急事態条項創設に向けた具体的な議論がスタートしました。 憲法9条改正や緊急事態条項新設について議論を深めていく方針を確認し、改憲に向けた具体的なプロセスが動き始めました。
自民党と日本維新の会が憲法改正に向けた条文起草協議会を設立し、憲法9条改正と緊急事態条項創設に向けた具体的な議論がスタートしました。馬場前代表の「ワンステップ上がった」発言が示すように、連立政権による改憲への動きが本格化しています。
憲法改正へ具体的協議開始
自民党と日本維新の会は2025年11月13日、連立政権合意書に明記された「憲法改正条文起草協議会」の初会合を国会内で開きました。憲法9条改正や緊急事態条項新設について議論を深めていく方針を確認し、改憲に向けた具体的なプロセスが動き始めました。
初会合では、自民党の新藤義孝元総務相が「目的は共有している。議論を前に進めていきたい」と訴え、積極姿勢を示しました。日本維新の会の馬場伸幸前代表も「憲法改正に向けてワンステップ上がった。素晴らしい結果が残るように成案を得たい」と強調し、改憲への強い意欲を表明しました。
新藤氏は終了後の記者会見で、9条改正について「できるだけ速やかに内容を詰めたうえで起草案を作りたい」と語り、早期の条文策定を目指す考えを明らかにしました。
「自衛隊を憲法に書くのは当然だと思う。今の状況では曖昧すぎる」
「緊急事態条項は絶対に必要。災害時の対応が遅れてしまう」
「憲法改正で日本をしっかりした国にしてほしい」
「でも戦争への道につながらないか心配。慎重に議論してほしい」
「野党の意見も聞いてもらいたい。一党だけで決めるのは危険だ」
憲法審査会での並行議論
これに先立ち、今国会初の衆院憲法審査会幹事懇談会が開かれ、審査会を11月20日に開く日程で合意しました。偽情報やフェイクニュース対策などに関する与野党メンバーの海外調査報告や関連質疑を行う見通しです。
船田元与党筆頭幹事(自民)は記者団に、11月27日に予定する幹事懇で条文起草委員会の設置を提起したい考えを示しました。「メンバーをどうするか、どういう形にするかは維新との話し合いが十分にできていない。その時までにある程度、原案を作っておきたい」と述べ、準備を急ぐ姿勢を見せています。
連立合意で明記された改憲項目
自民党と維新の連立政権合意書には、憲法改正に関する具体的な工程表が盛り込まれています。憲法9条改正については、維新が2025年9月に発表した政策提言「21世紀の国防構想と憲法改正」を踏まえ、戦力の不保持をうたった9条2項の削除や自衛権の明記を含む条文起草協議会を臨時国会中に設置するとしています。
緊急事態条項については、有事の際の議員任期延長や緊急政令の制定を可能にする条項の創設を目指し、2026年度中に条文案を国会に提出する目標を掲げています。さらに、衆参両院の憲法審査会に条文起草委員会を常設することも明記しており、改憲に向けた制度的基盤の整備を図る方針です。
野党の反対で実現には高い壁
しかし、条文起草委員会の常設は連立政権合意書に盛り込まれているものの、改憲に反対する野党の同意を得られるかは不透明です。立憲民主党をはじめとする野党各党は、憲法9条改正や緊急事態条項創設に強く反対しており、憲法審査会での与野党対立が深刻化する可能性があります。
日本共産党は「憲法の趣旨とは180度違う棄民政策が行われ続けている中で、改憲議論を優先するのは本末転倒だ」と批判しており、れいわ新選組も「現行憲法の実現こそが最優先」と主張しています。憲法改正には衆参両院でそれぞれ総議員の3分の2以上の賛成が必要であり、野党の理解なしには実現困難な状況が続いています。