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「教え子11万人が証人」世界史講師・荒巻豊志氏が出馬 比例代表制の再設計と学問の再生を訴える

2025-07-02
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11万人の教え子に訴える「街頭の歴史講義」 「卒業生の記憶を呼び覚ましたい」――大学受験予備校で長年、世界史を教えてきた講師・荒巻豊志氏(60)は、参議院選挙の比例代表候補として国民民主党から出馬する理由を、そう語った。 Z会や東進ハイスクールなどで約30年にわたり教壇に立ち、教え子は中央省庁職員を含めておよそ11万人。名講師として知られる荒巻氏が、今度は「選挙制度改革」と「学術予算の拡充」を掲げ、国会という“現場”を目指す。 2日の出馬会見では「これでいいのかという思いが10年ほど前から強くなっていた」とし、「日本に何か恩返しがしたい」と語った。松下政経塾出身という経歴からも、単なる“有名人候補”とは一線を画す挑戦だ。 > 「この人、昔授業受けた!応援するしかない」 > 「講師が国会へ行くって歴史的だよ」 > 「受験生だった頃を思い出した。今度は選挙で学ばせてもらう」 > 「教育者が政治を語る時代になってきたな」 > 「世界史視点で選挙制度語れるのは強い」 比例代表こそ民主主義の基本 “世界史目線”の制度改革論 荒巻氏が力を込めて語ったのは、日本の選挙制度の限界と、比例代表制の拡充の必要性だった。「欧州は19世紀に比例代表制へと転換した。産業革命と人口流動性の高まりがその背景にある」と解説したうえで、日本の現状についても「明治以降、都市への人口集中が進んでいるのに、比例代表制を本格導入し忘れている」と問題提起。 「小選挙区制では定数是正のたびに混乱が起き、政治的な安定性も薄れる。比例代表制こそがシンプルで、公平な民主主義の形」と語り、“世界史講師ならでは”の俯瞰的な視点で制度改革の必要性を訴えた。 特定地域の既得権益や政党の固定化を生みがちな現行制度に一石を投じる形となり、都市部の若年層や無党派層からも関心を集めている。 学術軽視への警告「リテラシーなき社会を変えたい」 教育の現場を長年見てきた荒巻氏だからこそ、学術・教育政策に対する危機感も人一倍強い。会見では「文系科目が軽視されることで、陰謀論やデマが蔓延する。リテラシーを育てる基盤が崩れている」と懸念を示し、学術予算の拡充、特に人文社会科学への投資強化を訴えた。 国民民主党が掲げる「科学技術予算の倍増」と歩調を合わせつつも、教育全体への視野は広い。「理系も大事だが、社会を読み解く文系の目線なしに、国民が賢明な判断を下すことはできない」と明言し、教育政策を“国づくりの根幹”として位置づけている。 国際秩序の危うさにも警鐘「主権国家の建前が崩れている」 世界史講師として、国際政治への視点も忘れなかった。「主権国家は一応対等だが、実際には列強が差配している。今は、責任を持つ国がなくなってしまった」と指摘。「世界全体で“責任”を担う存在が消え、国家の建前が崩壊しつつある」との見方を示した。 日本における主権・外交・安全保障に関して、荒巻氏は表層的な対米依存や中国への対処だけでなく、「日本が国際秩序にどう貢献するのか」という哲学的問いを投げかけている。その思考の深さは、受験指導という枠を超えた“社会教育者”としての面目躍如といえるだろう。 “政党愛”より“政策共感”で立候補 荒巻氏は「国民民主がめっちゃ好きというわけではないが、基本政策は全然OK。一緒にやりたい」と率直に語る。その姿勢は、政党に“従属”するのではなく、共に政策を推進する“提携”の形を明確に示しており、多くの有権者に共感を与える発言となった。 教育、制度、国際社会――歴史を教えてきた男が、いま国政の“現在”と“未来”を問う。街頭に立つ彼の姿は、かつて教室で受験生たちに語っていた「歴史の現場」が、いまこの日本の選挙であることを示している。

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