2025-09-11 コメント投稿する ▼
北村晴男氏「石破首相は国連総会に行く必要なし」 野党が臨時国会召集要求、自民総裁選と並行開催を提案
北村氏は「慣例に捉われず知恵を絞れば、自民党総裁選と並行して国会を開催することは可能だ」と主張した。 これにより、総裁選に集中する与党に対し、野党が国会での審議を求める圧力を強めた形となる。 しかし北村氏は、国内政治が不安定な現状においては「首相交代を優先すべき」との立場を明確にした。
野党超党派、臨時国会召集を要求
弁護士であり政治評論も行う北村晴男氏は、自身のSNSで「本日9時30分に参議院議長に野党超党派による臨時国会召集要求書を提出した」と報告した。背景には、自民党総裁選と国会運営をどう両立させるかという課題がある。北村氏は「慣例に捉われず知恵を絞れば、自民党総裁選と並行して国会を開催することは可能だ」と主張した。
これにより、総裁選に集中する与党に対し、野党が国会での審議を求める圧力を強めた形となる。
国会開催と総裁選の同時進行を提案
北村氏は「総裁候補は討論会や動画で全国の党員にアピールすれば良い」と述べ、国会審議と総裁選の同時進行を促した。さらに「国会開催と同時並行で短期間に自民党は総裁を選び、その後直ちに石破首相は辞任し、国会で首班指名を行うべき」と言及。現在の石破茂首相(自民党総裁)に対しても、早期の辞任と新体制への移行を求める強い意見を示した。
「石破首相は国連総会に行く必要なし」
北村氏はまた、「石破首相は国連総会など行く必要はない」と断言した。通常、首相が国連総会に出席し国際社会に向けて演説するのは外交上の恒例行事である。しかし北村氏は、国内政治が不安定な現状においては「首相交代を優先すべき」との立場を明確にした。
「慣例に縛られず国会を開け」
「総裁選と国会審議は両立できる」
「石破首相は即時辞任すべき」
「国連総会より国内の政治を優先せよ」
「新首相を選び直すことが国益だ」
SNS上でもこうした主張に賛否が寄せられ、政治的な緊張感を反映している。
野党の狙いと与党の課題
今回の臨時国会召集要求は、野党が与党に国会審議を通じて説明責任を迫る動きと重なる。参院選敗北や物価高騰など課題が山積する中で、自民党が総裁選にエネルギーを割いている状況への批判も根強い。
一方、自民党にとっては総裁選が党の行方を左右する重要局面であり、国会開催と並行させることには抵抗がある。北村氏の提案は慣例打破を求める一石となり、政権与党が「泥舟政権」と揶揄される状況をさらに際立たせるものともいえる。
国会と総裁選をめぐる政局の行方
北村氏の主張は、政権交代の可能性を含む政局の不透明さを改めて浮き彫りにした。国会を早期に開き、新首相を選び直すべきか、それとも総裁選を優先すべきか。いずれにせよ、国民にとって重要なのは停滞する政治を動かすことだ。今後の与野党の駆け引きと国会対応が、政局の焦点となる。