2025-07-15 コメント投稿する ▼
石原洋三郎候補「中山間地域から国の再生を」―地方と暮らしを守る政治を福島から訴える
人口減少がもたらす地方の危機感
7月15日、福島県二本松市で行われた街頭演説に、立憲民主党の石原洋三郎候補が立ち、岡田克也常任顧問、金子恵美衆院議員とともに支持を訴えた。石原候補は、福島市議として3度トップ当選を果たした実績を持ち、「生活に根ざした政治」「地方を支える政策」を一貫して掲げてきた。
この日の演説でも、「中山間地域を守ることが、日本全体の活力につながる」と語り、都市部への人口集中による弊害に強い懸念を示した。
「山が荒れ、川が濁り、田畑は放棄され、有害鳥獣の被害も増えている。地方をおろそかにしたまま、国の発展などあり得ない」と断言し、地方の声を無視した国のあり方に警鐘を鳴らした。
「都市だけで国を支える時代は終わった」
「荒れた山と放棄された田んぼ、これが“今の日本”の現実」
「農村こそが国の基盤。東京だけが栄えてもダメ」
「福島の自然と暮らしを守る人にこそ政治を託すべき」
「“中山間地域”なんて言葉、誰も知らない。でもそこが日本の命綱だよ」
SNSでは、石原候補の発言に共感の声が多数寄せられ、地方が直面する危機への関心が高まっている。
農業再生と地域活性化の鍵は“現場目線”
石原候補が掲げる政策の中核にあるのが、「地方重視」「食と農の再生」「中山間地域の持続性」である。立憲民主党が提案する「食農支払」と呼ばれる直接支払制度を活用し、農業や林業といった一次産業への支援を強化する構想を打ち出した。
とりわけ、「上流である山間部が元気でなければ、下流の都会も成り立たない」という指摘は、多くの有権者の心に響いた。
農業、林業、水源管理、そして人の暮らしがつながっているという、現場目線の訴えは、これまでの都市偏重型の政治への問題提起でもある。
“バラマキ”と“その場しのぎ”に振り回される現政権
応援演説に立った岡田克也常任顧問は、「コメの値段が急激に上がっているのに、自民党政権は新米が出回れば落ち着くだろうという甘い見通しで何も手を打たなかった」と現政権を厳しく批判。日々の生活に直結する食料品の価格上昇に無策であるとし、政権の責任を追及した。
さらに、6月に突然浮上した「全国民への2万円給付案」、そして通常国会で廃案となった「ガソリン税の暫定税率廃止法案」についても言及。「選挙前だけ国民に寄り添うふりをする姿勢に、ビジョンの欠如を感じる」とし、「国民を選挙対策の道具としてしか見ていない」と強く非難した。
「米が倍の値段になってるのに何も対策なしとか、マジで生活なめてる」
「“選挙前だけ”やる気になる政府、国民はちゃんと見てるよ」
「一律2万円? 選挙前のバラマキ、バレてますよ」
「給付じゃなくて減税をやれって何回言わせるの」
「石原さんみたいな生活者の味方が国政に必要」
SNS上では、政府の場当たり的な対応に対する不信感と、石原候補の“暮らし本位”の訴えへの共感が交錯している。
説明責任なき政治と決別を
岡田氏は、石原候補の対立候補が、自民党派閥による裏金問題への説明責任を果たしていない点にも触れ、「こんな人が堂々と中央で政治を続けている。皆さん、それで本当にいいんですか」と問いかけた。
福島選挙区の情勢は「ほぼ横一線」とされており、残された日数での支持拡大が勝敗を分けるカギになると語り、「福島県内の親族、知人に石原候補への支持を広げてほしい」と呼びかけた。
石原候補の真っ直ぐな訴えと、現場を知る強みが生きる政治への期待は、いま確実に県内外に広がりつつある。