参議院議員・木村英子の公約・政策
合理的配慮の推進
『合理的配慮の推進』
今まで私たちしょうがいしゃは、社会の中で健常者と同じようにあたりまえに生きていきたいと思っていても環境が整っていないために、さまざまな場面においてバリアや差別が生まれ、生きにくくされてきました。さらに地域の中でしょうがいしゃと健常者が分けられていることによってお互いを知る機会を奪われ、ともに生きていく関係づくりに大きな壁(社会的障壁)をつくられ、差別されてきたという長い歴史があります。
日本では、2014年に国連の障害者権利条約を批准し、やっと差別をなくす取り組みに一歩近づき、そして2016年に国内法である障害者差別解消法が施行されました。この法律は、健常者と同じように、しょうがいしゃの人権や基本的自由を守るためのものです。
しかし、施行されてから3年が経ちましたが、いまだに社会の中で、しょうがいしゃが安心して生きていける保障は整っていません。
今まではしょうがいは本人のせいとする考え方(医療モデル)でしたが、この障害者差別解消法では、しょうがいは社会の仕組みに原因があるという考え方(社会モデル)になりました。
そしてしょうがいしゃが、健常者と同じ権利をもって、自分の望むように生きていくことができる社会にするために、法律で、国が合理的配慮を推進していくことになりました。この合理的配慮とは、建物や交通、教育、医療、情報、防災、慣行などあらゆる場面においてしょうがいしゃに合わせた配慮をすることです。
私たちしょうがいしゃの日常には、さまざまな社会的なバリアがあります。例えば、電車やバスに乗りたくても階段があったり、混雑しているときは断られたり、しょうがいがあるという理由で家を貸してもらえなかったりします。また、心のバリアでは、しょうがいを持っているという理由で遠足や修学旅行などの参加を拒否されたり、災害時に避難所で迷惑だというような暴言を言われ、そこにいられない状況にさせられるなど差別をされることが多いのが現状です。
私が掲げる政策のひとつは、しょうがいしゃと健常者が分けられることなく、支えあって一緒に暮らしていける社会を作っていくことです。どんなに重いしょうがいを持っていても、その人が生きていける社会は誰もが生きやすい社会になると私は信じています。
障害者権利条約の考え方のもと、あらゆる場面での合理的配慮の推進に取り組んでいきたいと思います。
以下の合理的配慮に取り組んでいきます。
交通アクセス(鉄道、ジャパンタクシー、バスなど移動の自由を保障する)
多機能トイレではなく、それぞれのしょうがいに合わせたトイレの設置
しょうがいしゃの防災対策
心のバリアフリー(木村英子)
この公約の内容が良いと思う人は、悪いと思う人は
を押してください。
オススメ書籍
木村英子
新着記事
- 2025-06-18
- 2025-06-17
- 2025-06-14
- 2025-06-14
- 2025-06-12
- 2025-06-12
- 2025-06-11
- 2025-06-09
- 2025-06-09
- 2025-06-09
「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。
政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。
選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。
※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。