2025-10-14 コメント投稿する ▼
首相指名で怪文書、立憲有田芳生氏が自民造反26人拡散
高市氏に自民の196議員、玉木氏に立憲民主党の148議員、日本維新の会の35議員、国民民主党の27議員の計210票が集まると想定し、野党が玉木で一本化して玉木が勝利を見込んだものです。 シナリオ③も自民党下野シナリオですが、公明党・斉藤総理が誕生するケースを想定しました。

国光氏はXで、自民党は責任政党、民主的に選ばれたリーダーを熟議の上、結束して支えますと明言しました。混乱をあおるような偽情報は国民にもご迷惑をおかけします、断固として対応していきますと表明し、法的措置も視野に入れた厳しい対応を示唆しています。
4つのシナリオで自民下野を予測
怪文書は、首相指名選挙で各党派の投票行動と当選者に関する4つのシナリオを紹介し、自民の造反議員として26人の名前を挙げています。
シナリオ①は自民党・高市早苗総理が誕生するケースです。投票に際して自民の196議員が高市氏に投票する一方、野党はバラけると想定しました。
「怪文書で名前出されるとか、完全に名誉毀損じゃん」
「有田芳生が拡散とか、立憲民主党の体質がよくわかる」
「選挙区に公明票が多いから狙われたって、ひどい話だ」
「自民党内の分断を狙ったデマでしょ。許せない」
「断固として対応って、法的措置取ってほしい」
シナリオ②は自民党下野シナリオで国民民主・玉木総理が誕生するパターンです。高市氏に自民の196議員、玉木氏に立憲民主党の148議員、日本維新の会の35議員、国民民主党の27議員の計210票が集まると想定し、野党が玉木で一本化して玉木が勝利を見込んだものです。
シナリオ③も自民党下野シナリオですが、公明党・斉藤総理が誕生するケースを想定しました。高市氏に自民の196議員が投票する一方、斉藤氏には公明の24議員、立憲民主党の148議員、維新の35議員、国民民主党の27議員の計234票が集まり、斉藤総理誕生のサプライズとしています。
造反26人で斉藤総理誕生のシナリオ
シナリオ④は、自民から造反議員が26人出て自民が下野し、公明党・斉藤総理が誕生するシナリオです。高市氏への自民議員の票が170にとどまる一方、造反組の26票、公明議員の24票、立憲民主党議員の148票を集めた斉藤氏が計198票を獲得して高市氏を上回ります。維新の藤田文武共同代表に維新の35議員、玉木氏に国民民主党の27議員が投票しても、斉藤総理誕生のサプライズが起こるとしています。
怪文書には造反議員として議員26人の名前と選挙区が記され、国光氏の名前も書かれていました。同様にリストに名前があった三谷英弘衆院議員も15日、Xに造反しませんっなどと投稿し、怪文書の内容を否定しました。
有田氏の過去の問題
有田芳生氏は立憲民主党所属の衆院議員で、元参議院議員です。ジャーナリストとして統一教会問題やオウム真理教問題を取材してきた経歴を持ちますが、過去にも事実誤認のツイートで週刊誌の誤報を招いたことがあります。
2022年には、全国教育問題協議会について旧統一教会関連団体であるかのような誤った投稿を行い、週刊文春などの誤報の原因となりました。全国霊感商法対策弁護士連絡会からも、全教協は旧統一教会の関連団体では全くないと注意されており、文春編集部も今後は全教協を旧統一教会の関連団体とは書かないと約束しています。
今回の怪文書拡散も、有田氏が実際には具体的にさらに進んでいますと解説を加えて投稿しており、単なる情報共有ではなく積極的に拡散する意図があったことが明らかです。
立憲民主党の数合わせ戦略
首相指名選挙を巡って、立憲民主党は政権交代に向けた数合わせ(立憲民主党の安住淳幹事長)に奔走しています。野党統一候補として、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の藤田文武共同代表、公明党の斉藤鉄夫代表が浮上しています。
しかし政策の一致なき数合わせは、ドロ船連立政権を生むだけです。安全保障政策や経済政策で根本的な違いがある政党が連立を組んでも、安定した政権運営は不可能です。
怪文書で造反議員と名指しされた別のベテラン議員の事務所関係者も、迷惑だ、選挙区に公明票が多いからかなと不快感を示しています。公明党の票を意識して造反するのではないかという憶測に基づいて名前を列挙することは、議員の名誉を著しく傷つける行為です。
スパイ防止法の必要性
このような怪文書が永田町に出回り、それを野党議員が拡散することは、国会の品位を貶める行為です。政治活動の自由は保障されるべきですが、根拠のない情報で他人の名誉を傷つけることは許されません。
外国勢力による情報操作や工作活動が懸念される中、スパイ防止法の早期制定が急務です。怪文書の出所や、誰が作成したのかを徹底的に調査し、外国勢力の関与があれば厳正に対処すべきです。
国光氏は熟議を経て選んだリーダーを、国民の皆様に新たな政策を届けるため、しっかり支えていくとも強調しました。自民党は民主的に高市総裁を選出しており、党として結束して支えることは当然の責務です。