大阪・関西万博、津波注意報でも避難誘導なしに疑問の声 夢洲の防災対策に過信との指摘も

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大阪・関西万博、津波注意報でも避難誘導なしに疑問の声 夢洲の防災対策に過信との指摘も

津波注意報下でも「避難誘導なし」と発表


30日朝、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した地震の影響で、大阪府には津波注意報が発令された。これにより、大阪市此花区の人工島・夢洲で開催中の大阪・関西万博の対応が注目されたが、日本国際博覧会協会は「現時点では避難誘導や場内アナウンスの予定はない」と発表した。

夢洲は大阪・関西万博の主要会場であり、多数の来場者が訪れている最中だっただけに、万博関係者や来場者の間には動揺も広がった。協会側は、安全面について「問題ない」と強調したが、この判断に市民からは懸念の声が上がっている。

夢洲の防災設計は「11メートルのかさ上げ」


日本国際博覧会協会は、南海トラフ巨大地震が発生した場合でも津波の最大予測は5.4メートルとされており、夢洲は海面から11メートルの高さに造成されているため、浸水の恐れは「限定的」との認識を示している。

この地形的条件により、協会は今回の津波注意報レベルでの避難誘導は不要との判断を下したとみられる。だが、津波が到達しないからといって、すぐに安心とは言えないとの指摘も少なくない。

避難対応ゼロに不安の声


SNS上では、避難誘導を行わなかったことに対し、有権者・市民からさまざまな声があがっている。

「“注意報”とはいえ、何もしないのは無責任すぎる」
「夢洲が安全でも、来場者の心理的安心が置き去り」
「せめてアナウンスくらいしても良かったのでは」
「南海トラフが来たら万博どころじゃない。机上の計算だけでいいの?」
「万博会場って、災害時の避難訓練もしてるのか気になる」

こうした声は、「現地の安全性」だけではなく、「来場者への配慮」や「緊急時の意識の持ち方」にも疑問を呈している。

「安全」と「安心」は違う


物理的な構造としての安全対策が施されていても、それが即「安心」につながるとは限らない。特に多数の人が集まるイベント会場では、心理的なケアや迅速な情報提供も不可欠だ。津波注意報という比較的低い警戒レベルであっても、場内アナウンスやスタッフによる声がけがあるだけで、来場者の不安は大きく和らぐ。

防災の専門家も、「“被害の可能性が低い”ではなく、“万が一に備える”という視点が求められる」と指摘する。

今後、万博会場や運営側がどのようにリスクコミュニケーションを改善していくかが問われる。

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2025-07-30 11:49:22(植村)

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