2025-06-30 コメント投稿する ▼
大阪府知事の給与は1558万円、大阪市議の最多所得は6406万円 2024年の公開情報まとめ
大阪府知事・市長の給与明らかに 最多所得は府議5450万円、市議6406万円
大阪府と大阪市は6月30日、吉村洋文府知事や横山英幸市長、大阪府議・市議の2024年分(令和6年分)の所得等報告書を公開した。これは地方自治体の条例に基づくもので、各首長や議員の報酬、その他所得の実態が明らかになった。
吉村知事の所得は、知事としての給与が1558万円。これに加えて家賃収入が140万円あった。前回の知事選が行われた2023年度は選挙期間中に給与が支給されなかったため、前年より約50万円増となった。
横山市長の給与所得は1509万円で、主に市長としての報酬によるもの。2023年4月に就任したため、同年分は公開対象になっていなかった。
府議会では、対象となった74人(全78人中)の平均所得は1232万円。最も多かったのは中井源樹氏(自民)で5450万円。議員報酬に加え、不動産所得などが大きく影響した。
上位には以下の議員も並んだ。
置田浩之氏(維新)3686万円
松浪武久氏(無所属)1927万円
杉本太平氏(自民)1739万円
山下昌彦氏(維新)1735万円
また、大阪市議会では、辞職者3人を含む80人が対象。平均所得は1295万円。最多は鈴木理恵氏(自民)で6406万円だった。これは議員報酬に加えて、企業役員としての報酬が含まれている。
他の高所得市議には以下の名が挙がった。
福田武洋氏(自民)1924万円
高見亮氏(維新)1836万円
上田智隆氏(維新)1644万円
岡田妥知氏(維新)1537万円
議員の副収入には不動産や企業役員報酬が含まれ、「議員報酬だけではない」実態が浮き彫りとなった。