2025-05-13 コメント投稿する ▼
公約大阪・関西万博で建設費未払い問題が深刻化 海外パビリオンで品質トラブルも浮上
万博海外パビリオンで建設費未払い問題が深刻化
大阪・関西万博が開幕してから1か月が経過したが、海外パビリオンの建設をめぐるトラブルが続出している。特に、海外の出展国が独自に建設を担当する「タイプA」パビリオンで、下請け業者への工事費未払いが問題となっている。
関西の建設業者は、海外の元請け業者からの支払いが未だに行われていないと訴える。契約時の工事費用約4億円のうち、追加工事費を含む約2億円が未払いとなっているという。業者は「工期が厳しく、突貫工事を強いられた結果、追加費用がかさんだ。それにもかかわらず、支払いはない」と語る。
一方、元請け業者は「工事に不備があり、修正を行うための費用が発生した。これを差し引いたため支払いが遅れている」と主張し、対立は平行線をたどっている。
品質トラブルも相次ぐ
この問題は未払いだけではなく、建設品質の問題にも波及している。ある国のパビリオンでは、冷風機器のモーターが故障し、過電圧が原因とみられている。現場の作業員は「工事段階で容量不足を指摘し、増設を提案したが、受け入れられなかった」と話す。
また、別のパビリオンでは天井にたわみが生じたとされ、現場の安全性に対する懸念も浮上している。突貫工事の影響で検査が不十分なまま開館したケースもあると指摘されている。
ネパール館など開館未定も
さらに、ネパール館では建設費未払いを理由に工事が中断され、開館の見通しが立っていない。他にも、インド、ベトナム、ブルネイのパビリオンが内装工事の遅れで開館を見送った。
日本国際博覧会協会は「これらの問題は出展国と元請け業者間の問題であり、協会として関与する立場にはない」と説明している。しかし、この姿勢には批判も出ており、政府や協会がトラブル解決に消極的であると感じる声も多い。
ネットユーザーの声
この万博を巡るトラブルに対し、SNS上では以下のような声が見られる。
「万博の裏側がこんなにずさんだとは…もう少し計画的に進められなかったのか?」
「未払い問題は業者を泣き寝入りさせる構造の象徴だ。改善を」
「安全性に問題があるパビリオンがあるなら、開催自体を見直すべきでは?」
「政府が関与しないなんて無責任すぎる」
「国際イベントでこんなトラブルが起きるなんて、日本の信用に関わる」
* 大阪・関西万博の海外パビリオンで、工事費未払い問題が発生。特に下請け業者への支払いが滞っている。
* 突貫工事による品質問題も指摘され、安全性に対する懸念が浮上している。
* ネパール館を含む複数のパビリオンが未完成や開館未定となっている。
* 日本国際博覧会協会は「当事者間の問題」として対応に消極的。
大阪・関西万博は、多くの期待を集める一方で、現場の混乱と問題が次々に明らかになりつつある。残り5か月間でこうした問題を克服し、万博の本来の意義を取り戻せるかが問われている。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.7、達成率は0%と評価されています。