2025-05-03 コメント投稿する ▼
公約大阪万博トイレが“使いづらい”と話題に デザイナーズ設計や案内不足に不満続出
使いづらさに不満噴出 万博トイレが直面する現実
2025年春に開幕した大阪・関西万博。最先端の技術や未来志向の展示で注目を集める一方、会場内の“基本的なインフラ”であるトイレに、利用者の間で困惑と不満の声が相次いでいる。
オールジェンダートイレに戸惑いの声
多様性を重視した設計のひとつとして、会場内では性別に関係なく使える「オールジェンダートイレ」が多数設けられている。意義ある取り組みではあるが、現場では想定外の“使いづらさ”が浮き彫りになっている。
* 案内表示が少なく、「どこに何のトイレがあるのか分かりにくい」
* 個室の配置や間取りに不安を覚える女性や子連れ利用者も多い
* 海外からの来場者が緊急ボタンを誤作動させるトラブルも発生
「オールジェンダーって言われても、正直どう入ればいいか分からなかった」
「外国人が緊急ボタン押しちゃって騒ぎになってた。説明も足りないんじゃ?」
デザイナーズトイレ、目立つけれど使いづらい
注目を集めているのは、若手建築家による“デザイナーズトイレ”だ。一部では建設費が2億円近いとも報じられ、見た目のインパクトは抜群。しかし、その美しさと裏腹に、使い勝手に難ありという声が少なくない。
* 個室がすべて「メンテナンス中」となっており、使えない場面が目撃される
* 洗面所や待機スペースに屋根がなく、晴天時は日差しが直撃、雨天時はびしょ濡れに
* 男性が休むベンチの真横に女性トイレの入り口があるなど、配慮に欠ける設計も
「あんなにお金かけてこれ?って正直思った」
「トイレ行くのに、晴れてるのに汗だく、雨なら傘さして待つとかあり得ない」
案内不足と場所の悪さ、基本設計にも課題
会場内には計46カ所、1,600基を超えるトイレが整備されているが、「使いやすい」と感じている来場者は決して多くない。多くの一般的なトイレは、建物の奥まったところにあって案内も不十分。そのため、特に女性や高齢者から「見つけにくい」「並ぶのがつらい」との声が上がっている。
また、遠足など団体バスが着くターミナルではトイレが明らかに不足気味。関西パビリオンにはトイレが設置されておらず、60分の見学時間を考えると「なぜ設けなかったのか」と疑問視する声もある。
「案内表示がなさすぎて、トイレ探すのに10分かかった」
「関西パビリオン、トイレないってどういうこと?途中で我慢できなくなったらどうすんの」
万博の顔が“負の記憶”にならないために
万博は未来社会の縮図を示す場だ。誰もが安心して参加できる空間であるべきはずだが、トイレという基本的な部分で“誰でも快適に”を実現できていない現状は残念でならない。
今後は、案内表示の改善、快適性を重視した設計の見直し、多言語対応の強化など、利用者の視点に立った見直しが急務だ。理想をかたちにするには、机上の論理だけでなく現場の声に耳を傾けることが欠かせない。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.5、達成率は0%と評価されています。