2025-04-12 コメント投稿する ▼
公約万博、午後2時に開会式 建設が間に合わないパビリオンも
午後2時から行われる開会式には、天皇陛下による「おことば」、秋篠宮さまの「開会アクション」、そして石破茂首相をはじめとする各国の代表らが参加する予定だ。式典会場「シャインハット」周辺では、朝から手荷物検査や金属探知機による身体検査が行われ、厳重な警備体制が敷かれている。
開幕前日のきょうは、会場のシンボルでもある大屋根「リング」の内側に、各国が趣向を凝らしたパビリオンが並び、万博のムードは高まっている。しかし、その一方で準備が追いつかない国もある。
万博協会によると、12日夕方の時点で、インド、スペイン、ネパールなど13カ国のパビリオンが、建設や各種手続きの遅れからまだ完成していないという。インドパビリオンでは、開会式直前の現在も作業員が慌ただしく工事を続けている。
13日の開幕初日は、すでに約14万人の来場予約が入っており、午前の時間帯はすでに満員。当日券は午後5時以降の「夜間券」のみ販売される見通しだ。
今回の万博は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成や、日本の国家ビジョンである「Society 5.0」の実現を後押しする国際イベントとして期待がかかる。だが一方で、度重なる建設の遅れや、会場建設費の増大(最終的に2,350億円)、運営費も当初の予算を大幅に上回る1,000億円超となり、市民の間では懸念の声も上がっている。
華やかな開幕を迎える一方で、未完成のままのパビリオン、そして費用の肥大化という「陰の顔」も抱える今回の万博。主催者には、安全かつ円滑な運営と、国民への丁寧な説明が強く求められている。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.8、達成率は0%と評価されています。