2025-03-24 コメント投稿する ▼
大阪府、ATM前での通話禁止条例を可決 特殊詐欺防止へ新たな対策
大阪府は、特殊詐欺被害防止のため、ATM前での通話を禁止し、金融機関やコンビニに防止措置を義務付ける改正条例を2025年3月24日に府議会で全会一致で可決・成立させた。 - 通話しながらのATM操作禁止:。 ATMを設置する事業者は、ポスターや看板で「通話しながらATMを操作してはならない」と掲示することが義務付けられる。
■ 改正条例の主な内容
- 通話しながらのATM操作禁止:
ATMを設置する事業者は、ポスターや看板で「通話しながらATMを操作してはならない」と掲示することが義務付けられる。
- 高齢者の振込上限額設定:
高齢者が一度に振り込める金額を10万円以内に制限する。
- プリペイドカード販売時の確認義務:
プリペイドカードを販売する際、販売者は購入者が詐欺被害に遭う恐れがないか確認することが求められる。
■ 条例施行の背景
大阪府内では、特殊詐欺の被害が増加しており、特にATM前での高齢者を狙った手口が問題となっていた。通話しながらのATM操作は、周囲の注意が散漫になり、詐欺師にとって格好の標的となっていた。そのため、今回の改正条例では、これらの行為を防ぐための具体的な措置が盛り込まれた。