2025-11-17 コメント投稿する ▼
阪神タイガース優勝パレード11月22日御堂筋で開催、史上最速リーグ制覇を祝う
阪神タイガースが2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を果たし、11月22日に大阪・御堂筋での優勝記念パレードが開催されます。 しかし、日本シリーズでソフトバンクに1勝4敗で敗退した後の実施となり、ファンの間では複雑な心境が広がっています。 阪神タイガースは2025年9月7日に2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を決定しました。
阪神タイガース優勝パレード、11月22日に御堂筋で開催決定も日本一逸走で複雑な気持ち
阪神タイガースが2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を果たし、11月22日に大阪・御堂筋での優勝記念パレードが開催されます。午前10時50分にオープニングセレモニーが始まり、パレードは午前11時頃に北浜3交差点から新橋北交差点まで約1.7キロの区間を行進する予定です。しかし、日本シリーズでソフトバンクに1勝4敗で敗退した後の実施となり、ファンの間では複雑な心境が広がっています。
史上最速優勝も日本一の夢は潰える
阪神タイガースは2025年9月7日に2年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を決定しました。この優勝決定日は1990年の巨人を抜いて両リーグ史上最速という快挙で、藤川球児監督1年目での偉業達成となりました。クライマックスシリーズでは無傷の3連勝を記録し、8度目の日本シリーズ進出を果たしました。
しかし10月25日から始まった日本シリーズでは、福岡ソフトバンクホークスとの激闘の末、第5戦で延長11回の末2対3で敗れ、1勝4敗で2年ぶりの日本一を逃しました。日本シリーズでは佐藤輝明選手が5試合連続打点という史上初の記録を樹立するなど個人成績では光るものがありましたが、チーム一丸での日本一奪還は叶いませんでした。
クラウドファンディングで運営費を調達
パレードの開催にあたり、大阪府、大阪市、関西経済連合会などで構成する実行委員会は、警備や交通規制告知などの運営費用をクラウドファンディングで募っています。支援額は3000円からで、金額に応じてパレードオリジナルグッズやバスに乗ってパレードを体験できる返礼品が用意されています。募集期間は11月30日までとなっています。
「リーグ優勝は素晴らしいけど、日本一じゃないパレードは正直複雑だな」
「藤川監督のおかげで史上最速優勝できたんだから、お祝いしなきゃ」
「2023年の時は日本一だったから盛り上がったけど、今回はどうなんだろ」
「パレード見に行くけど、来年こそは日本一のパレードを見たい」
「ソフトバンクに負けた悔しさはあるけど、選手たちには感謝したい」
交通規制は午前9時頃から午後2時頃まで実施され、対象区間への車両の進入は禁止されます。阪神ファンとして知られる高市早苗総理大臣への招待も検討されており、政治とスポーツが交差するイベントとして例年以上の注目を集めています。
2023年との対比で見える複雑さ
2023年には阪神とオリックスが両リーグを制覇し、同日開催で大阪と神戸でパレードが行われました。このときの阪神は日本シリーズも制して日本一に輝いており、御堂筋には約35万人のファンが詰めかけました。完全制覇の喜びに包まれた祝祭ムードとは対照的に、今回はセ・リーグ優勝という成果を祝う一方で、日本一を逃した悔しさも残るパレードとなります。
兵庫県は今回、警備費用の高騰などを理由に開催を見送ったため、大阪のみでの実施となりました。これも2023年の両県連携開催とは大きく異なる点です。
ファンの複雑な思いを込めたパレード
史上最速でのリーグ優勝という輝かしい記録を残しながらも、最終的な目標である日本一を達成できなかった2025年シーズン。パレードはファンと選手が一体となって優勝の喜びを分かち合う場である一方で、来シーズンへの決意を新たにする場でもあります。
実行委員会は「日本プロ野球史上最速でのリーグ優勝をみなさんと一緒に祝うため」とパレードの意義を説明しています。日本一は逃したものの、藤川新監督の下で成し遂げた歴史的快挙を、ファンと共に称える意味は十分にあるでしょう。11月22日の御堂筋には、来年こそは日本一をという願いを込めた阪神ファンが集結することになりそうです。