2025-09-13 コメント投稿する ▼
公約大阪・関西万博 来場者2200万人突破へ 収支黒字化確実、2500万人動員の可能性も
運営主体である日本国際博覧会協会によると、9月11日時点での一般来場者数は累計1854万人に達しており、このペースが続けば、収支採算ラインとされる2200万人を突破し、黒字化が確実視されている。 会期末に向けて「駆け込み来場」が進み、最終的には2500万人規模に達する可能性も指摘されている。 過去の事例としては、2005年の愛知万博で目標を大幅に上回る2205万人が来場している。
大阪・関西万博 来場者2200万人突破へ 収支黒字化が現実味
大阪・関西万博は開幕から5カ月が経過し、会期も残り1カ月となった。運営主体である日本国際博覧会協会によると、9月11日時点での一般来場者数は累計1854万人に達しており、このペースが続けば、収支採算ラインとされる2200万人を突破し、黒字化が確実視されている。会期末に向けて「駆け込み来場」が進み、最終的には2500万人規模に達する可能性も指摘されている。
駆け込み需要で来場者急増
直近1週間(5~11日)の来場者は1日平均17万7000人に達し、前週の15万3000人から大幅に増加。特に6日には約21万人が来場し、開幕以来最多を記録した。協会の石毛博行事務総長は「猛暑の中でも多くの方に足を運んでもらい、大変うれしい」とコメントしている。
協会はピーク時の来場者を22万7000人と想定しているが、閉幕が近づくにつれてさらなる増加が見込まれ、受け入れ可能人数について調整を進めている。
2005年愛知万博を超える勢い
過去の事例としては、2005年の愛知万博で目標を大幅に上回る2205万人が来場している。日本総合研究所関西経済研究センターの藤山光雄所長は「愛知万博と同じ右肩上がりの傾向が続けば、最終的に2500万人を超える可能性がある」と分析。9月下旬以降は暑さも和らぎ、来場者数増加の追い風になるとみている。
入場券販売は目標超え、黒字化確実に
万博の運営費は1160億円で、そのうち969億円を入場券収入でまかなう計画だ。9月5日までの累計販売枚数は約2070万枚に達し、採算ラインとされる1800万枚をすでに大幅に上回った。協会はさらに台風や突発的な支出に備え、最終目標を2300万枚に設定している。
ただし、来場者専用駐車場の利用率が当初低迷した影響で、収支は「最大50億円の赤字になる見込み」(協会幹部)とされる。それでも、グッズ販売や追加的な入場券収入が好調であるため、最終的には運営費収入が1160億円を上回る見通しだ。
2200万人超えで収支黒字確実 2500万人も視野に
大阪・関西万博は、残り1カ月で2200万人を突破し、収支黒字化を確実にする見込みとなった。過去の愛知万博を上回る来場者数に届くかどうかは、今後の天候や駆け込み需要がカギとなる。入場券販売の勢いからみて、最終的に2500万人規模の動員となる可能性は十分にある。万博の成否を占う“最後の1カ月”に、さらなる注目が集まる。
この投稿は吉村洋文の公約「2025年大阪・関西万博の成功と大阪府と大阪市の連携強化」に関連する活動情報です。この公約は10点の得点で、公約偏差値35.9、達成率は0%と評価されています。