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与那国町長選2025|田里千代基氏が出馬表明 台湾との経済交流で島の再生を目指す
2025-04-18 コメント: 0件
与那国町長選に新たな風 田里氏が出馬表明 与那国町長選挙(8月27日任期満了に伴う)に向け、町議の田里千代基氏(67)が立候補を表明した。田里氏は、「住民の生活と安全が危機的な状況にある」と現状に危機感を示し、「島の未来を切り開くため、台湾との経済交流を具体的に進めたい」と意欲を語った。これにより町長選は、現職の糸数健一氏(71)、同じく町議の上地常夫氏(60)との三つ巴となる見込みで、保守分裂に革新が割って入る構図だ。 「台湾との交流で島の活力を」田里氏の主張 田里氏が特に重視するのが台湾との経済連携だ。与那国町は日本最西端の島であり、台湾までの距離はわずか111キロほど。台湾・花蓮市とは姉妹都市の関係にあり、過去には「国境交流特区」構想や高速船の就航計画も話題となった。田里氏は「隣人である台湾と人的・経済的な交流を強めることが島の人口減少対策と地域経済の活性化につながる」と強調する。 こうした地域間交流を活用し、観光や農業の販路拡大を狙う施策を訴えており、経済政策と外交的視点の融合を訴える姿勢が特徴的だ。 安全保障と生活の安定を両立へ 台湾有事を想定した国の避難計画では、与那国町民が佐賀県へ避難することが示されており、地政学的に注目される島でもある。そのため田里氏は、「防災・安全保障対策と、住民が安心して暮らせる環境づくりは両立可能だ」と語る。 防衛省の補助を受けて避難シェルター整備が進むなか、田里氏は「住民一人ひとりが主体となれるような安全対策を展開したい」とも述べており、地方自治の視点から国策を見直す姿勢もにじませる。 革新系の一本化で本気度示す構え 田里氏は2010年の町議選で初当選し、現在4期目を務めるベテラン議員。町祖納出身で、地元の声に耳を傾ける姿勢を評価されてきた。今回の町長選をめぐっては、革新系から複数の出馬検討があったが、票の分散を避けるため田里氏に一本化される形となった。この点からも、革新勢力としての結束の強さと「本気度」がうかがえる。 一方、保守陣営では現職の糸数氏と上地氏が対立する構図となり、分裂選挙の様相を呈している。革新系としての田里氏が、その隙を突けるかが勝負の分かれ目となりそうだ。 選挙の注目点と島の未来 与那国町は、人口減少や高齢化、経済の停滞、安全保障環境の変化など、数々の課題を抱えている。そのなかで町長選は、今後の町政の方向性を大きく左右する重要な節目となる。 田里氏の掲げる台湾との交流強化、暮らしの安全確保、経済再建という三本柱が、島民にどう受け止められるのか。小さな離島の選挙であっても、その結果は大きな波紋を呼ぶ可能性がある。
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