2025-08-06 コメント投稿する ▼
田久保伊東市長、卒業証書の提出と百条委への出席を再度拒否か 静岡・伊東市議会「正当な理由なし」と断定、刑事告発の可能性も
卒業証書の提出拒否に「正当な理由なし」 伊東市議会が再要請
静岡県伊東市の田久保真紀市長が、自身の学歴問題に関して「卒業証書」の提出と証人尋問への出席を拒否している件で、伊東市議会は8月6日、第5回調査特別委員会(百条委員会)を開き、改めて対応を協議。市長側の回答書では正当な理由が説明されていないとして、「提出拒否も出席拒否も認められない」とする結論をまとめた。
同日、議会の中島弘道議長が田久保氏に直接請求書を手渡し、卒業証書の提出を8日午後4時まで、証人尋問への出席を13日午前10時までに応じるよう求めた。
田久保氏は記者団の取材に対し、「請求書を見てから判断したい」と述べるにとどまり、従来の姿勢を変える様子は見られなかった。中島議長は「正当な理由もないまま再び拒否するようであれば、刑事告発の手続きに入ることになる」と厳しい姿勢を示した。
「卒業したなら証書出せば済む話」「なぜここまで拒むのか不自然すぎる」
「議会の正式要請を無視し続けるなら辞職すべき」
「百条委員会を軽視してるのか、逃げているのか」
「学歴詐称が事実なら有権者への重大な裏切り」
「静岡の恥。説明責任も果たさない市長はいらない」
「不利益の具体性示されず」回答書の不備を指摘
議会が今回手渡した請求書では、田久保氏の回答書について、「書類を提出することで具体的にどのような不利益が生じるのかが記されていない」と明記。また、証言拒否を理由に出頭自体を拒むことについても、「正当性は認められない」と厳しく断じた。
法的根拠に基づいて設置された百条委員会の出頭命令や資料提出要請を無視することは、地方自治法違反に問われる可能性があり、議会側は次の段階として「刑事告発」に踏み切る方針も示している。
一連の問題は、田久保市長が「学歴に関する説明が不十分である」として疑問視されたことに端を発しており、大学卒業を示す証書が公の場に一度も提示されていないことが議論の火種となっている。
市民の不信拡大 議会との対立深まる一方
一部市民からは、市長に対して「なぜ卒業証書を出さないのか」「正直に説明すれば済む話」といった批判の声が相次ぎ、信頼回復はますます困難になりつつある。市長支持者からも「説明責任を果たしてほしい」とする声が上がり始めており、議会との対立が政治不信に拍車をかけている状況だ。
さらに、議会の求めに対して書面で回答したものの、内容が極めて抽象的で説得力に欠けるとして、議員側からは「市長は真摯に向き合っていない」との声が上がる。百条委員会という法的拘束力を持つ場においても協力の姿勢が見られないことに、議会側のいら立ちは頂点に達している。
「一市民として情けない」「議会も国民も舐められてる」
「議会との対立は勝手にやればいいが、税金で運営されてることを忘れるな」
「説明しないことが最大の不利益だと思う」
「政治の透明性を壊す市長は要らない」
「ここまで来たら百条ではなく法廷で決着を」
説明責任から逃げる政治家に明日はあるのか
今回の問題は単なる学歴の確認ではない。市民の信頼を得て選ばれた首長が、疑義が生じた際に真摯に説明するかどうか、その姿勢が問われている。地方自治法に基づく百条委員会への協力は、政治家としての最低限の義務である。
もし卒業証書を提示できない正当な理由があるのであれば、それを明確に述べたうえで、議会と市民に理解を求めるのが当然のプロセスであり、それを拒み続ける行為は「説明責任の放棄」と言われても仕方がない。
田久保市長が今後も姿勢を変えなければ、百条委員会は告発に踏み切る可能性が高く、事態は司法の場へと移ることになる。市長としての資質、そして公職に就く者のモラルがいま、厳しく問われている。