2026-02-26 コメント投稿する ▼
田久保眞紀前伊東市長が雲隠れ、家宅捜索後2週間自宅に戻らず
静岡県伊東市の田久保眞紀前市長に対する静岡県警の家宅捜索から2026年2月28日で2週間となります。学歴詐称問題をめぐり6つの容疑・8つの事件で刑事告発を受理された田久保前市長は、家宅捜索の翌日以降は自宅に戻っていないと見られ、事実上の雲隠れが続いています。一方、杉本憲也市長は県警から協力要請があれば最大限協力すると明言しました。
卒業証書提出拒否、押収拒絶権を主張
静岡県警は田久保眞紀前市長について、6つの容疑・8つの事件の刑事告発を受理して捜査を進めています。
具体的には、2025年5月の市長選に際して報道機関に虚偽の経歴を伝え掲載させた公職選挙法違反、当選後に市の広報誌に虚偽の経歴を記載した虚偽公文書作成、虚偽の学歴が記載された市の広報誌を発行した偽造公文書行使等、卒業証書を偽造した有印私文書偽造、偽造された卒業証書を関係者に開示した偽造私文書等行使、正当な理由なく百条委員会への出頭を拒んだ地方自治法違反、正当な理由なく百条委員会で証言を拒否したほか虚偽の証言をした地方自治法違反、百条委員会から求められていた記録を正当な理由なく提出しなかった地方自治法違反の疑いです。
2026年1月には初めて田久保前市長本人に対する任意聴取が行われました。代理人の福島正洋弁護士によれば、いずれの事件についても犯罪の成立を否認したといいます。
一連の事件でカギを握っているのは卒業証書なる資料です。田久保前市長は自身の学歴詐称を指摘する告発文が市議宛てに届いた際、卒業を証明する資料として市議会の議長や副議長に卒業証書を示しています。一方、東洋大学側は卒業していない者に対して卒業証書を発行することはありませんとの声明を発表しています。
しかし田久保前市長側は2026年2月12日、警察からの要請に対し、刑事訴訟法第105条に規定された押収拒絶権を理由に卒業証書の提出を拒否しました。福島弁護士は証拠隠滅の意図はなく、事務所で保管しているので捜査段階では渡せないという認識と述べています。
「卒業証書が本物なら1秒で出せば終わる話なのに」
「押収拒絶権を使うってことは何か隠したいことがあるんじゃ」
「弁護士事務所に保管してるって逃げてるようにしか見えない」
「県警も7時間も捜索するとか本気だな」
「観光都市伊東のイメージが悪くなって迷惑」
家宅捜索後は雲隠れ、支援者と接触の情報も
こうした状況が影響したのか、静岡県警は2026年2月14日に田久保前市長の自宅を家宅捜索し、同月17日には3回目となる事情聴取を行いました。捜索は約7時間に及び、段ボール5箱分の資料が押収されたといいます。
それでも田久保前市長側は依然として卒業証書の任意提出に応じない考えで、福島弁護士は押収拒絶権について日本の弁護士で一番研究していると自信をのぞかせています。
田久保前市長は強制捜査の翌日以降、自宅に戻っていないと見られ、SNSも2026年2月13日を最後に更新を控えるなど、事実上の雲隠れが続いています。
ただ支援者の中には2月23日に会ったと話す人もいるなど市内には留まっているとの見方が強く、捜査関係者の話では県警も田久保前市長側と連絡は取れているといいます。
杉本市長は県警に最大限協力と断言
こうした中、田久保前市長の失職を受けて就任した杉本憲也市長は2026年2月26日の定例会見で、田久保前市長の捜査への対応について見解を示しました。
杉本市長は市長を辞めて一般の方なので、どう判断するのかということについては本人に委ねたいとの考えを明らかにしました。その上で、警察から協力を求められた場合は必要に応じて、やるべき手続きがあればしっかりと行うし、依頼があったら最大限協力していくと断言しました。
田久保前市長は2025年9月に不信任を議決された直後、捜査への協力姿勢について問われると何か通知があれば、そのようにさせていただきたいと思うと答えていました。さらに11月には捜査に慎重に対応するのは捜査機関への礼節とまで強調していました。
しかし実際には卒業証書の提出を拒否し、強制捜査を受けた後は自宅に戻らず雲隠れを続けるなど、当初の姿勢とは異なる対応を取っています。静岡県警の捜査は続いており、卒業証書の真偽が明らかになるのか、そして田久保前市長が今後どのように対応するのかが注目されます。
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